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(プロ野球を「研究する」編No.66)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「中日編」

(ホーム)当ブログについて - プロ野球FUN

 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第66弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『中日編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、「中日編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「中日編」>

 

 今回は、2018年セ・リーグ5位、中日ドラゴンズの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「DeNA編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.65)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「DeNA編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、中日の選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

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・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

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・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、セ・リーグ内順位。

●総合

・順位:5位

・勝率:.447(5位)

・得失点差:-56(5位)

●野手

・得点:598(4位)

OPS:.705(5位)

・UZR:18.3(1位)

・野手WAR:19.8(2位)

・打撃の詳細データ

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●投手

・失点:654(5位)

FIP:4.91(6位)

・投手WAR:12.5(6位)

・投手の詳細データ

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FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

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・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 2018年も優勝争いから早々と脱落し、6年連続となるBクラス。落合政権が誇った黄金時代の面影は全く無い。

 野手WARこそリーグ2位だったが、打線はあくまで平田とビシエドアルモンテの2人の外国人頼みで、日本人野手でOPSがリーグ平均以上だったのは、平田のみだった(規定打席未満を含めた、チームの全野手が対象。OPSがリーグ平均以上だったのは、先述の3人の他に、.787のモヤがいる)。

 大島は守備が優秀(UZR11.9)で、チームUZRリーグトップにも貢献し、守備の影響でWARも良好だったが、打撃は打率3割経験者とはいえ、四球と長打が極端に少ないため、肝心の出塁率長打率は決して高くなく、通算OPSは.696(出塁率.341・長打率.355)に過ぎない。

 そして、悲惨だったのが投手陣で、FIP4.91はダントツのリーグ最下位、K/BB(奪三振÷与四球)も最下位で、本拠地がナゴヤドームであるにもかかわらず、被本塁打もリーグワーストタイと、まさに崩壊状態だった。その投手陣から、チームで唯一規定投球回数に到達し、唯一2桁勝利を挙げたガルシアが退団と、踏んだり蹴ったり。

 暗い話題ばかりが先行するが、やはり根尾の入団は大きなニュースで、投手で勝負するのか、野手で勝負するのかが注目されていたが、野手で勝負する事となった。チームの弱点は投手だが、ショートの京田はWAR0.4と低迷していただけに、やはり根尾の存在は、チームにとって大きなプラスになりそうだ。

 

 

2019年の中日の注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

中日ドラゴンズ 公式サイト - 選手名鑑

 

① 7 根尾昂内野手

・読み仮名:ねお・あきら

・生年月日:00.4.19(18才)

・プロ入り:2019年(1年目)

・投打:右投右打

・出身地:岐阜

・2018年の打撃成績:新人選手

・「3行」寸評:

 強豪校・大阪桐蔭を牽引し、第100回・記念大会の甲子園制覇に導いた、2019年最注目の新人選手。

 高校時代は、投打の二刀流として注目を集め、投手としては2018年の甲子園春夏合計で39回を投げ、K/BB(奪三振÷与四球)3.25、K/9(奪三振÷投球回数×9)9.00の好成績を記録したが、プロでは野手として勝負する意向を表明、2018年の夏の甲子園は6試合で3本塁打、高校通算で32本塁打を記録した打力と、強肩を生かした遊撃守備で魅せるつもりだ。

 類稀な野球センスを生かし、巨人・坂本の様な「打てて守れる」スケールの大きな遊撃手を目指してほしい。

(成績データは、以下のページを参照しました)

根尾 昂(大阪桐蔭)-選手成績 : 一球速報.com | OmyuTech

中日ドラ1根尾昂が明かす“野球以外”「本は月に13、14冊は読む」|ニフティニュース

 

② 6 平田良介外野手

・読み仮名:ひらた・りょうすけ

・生年月日:88.3.23(30才)

・プロ入り:2006年(14年目)

・投打:右投右打

・出身地:大阪

・2018年の打撃成績:138試合 / 568打席 / OPS.866(出塁率.410・長打率.456)

・「3行」寸評:

 ビシエドアルモンテの外国人2選手頼みの打線の中で、孤軍奮闘した日本人打者。

 2018年は、7度目の2桁本塁打は逃したものの(9本)、打者不利なナゴヤドームを本拠地としながら、自己ベストとなるOPS.866を記録、同じく自己ベストの出塁率.410は、セ規定打席到達者31人中7位で、BB%(四球÷打席)も11.8%(リーグ平均は8.8%)と、自慢の出塁力の高さは相変わらずで(過去規定打席に到達した年は、全て出塁率.350以上・BB%11%以上)、67四球・69三振と、四球と三振がほぼ同じという完成度の高さも見せた。

 UZR11.9と優秀なライトの守備と合わせ、WARは広島の正右翼手・鈴木(5.6)をも上回る6.2を記録した。

 

③ 17 柳裕也投手

・読み仮名:やなぎ・ゆうや

・生年月日:94.4.22(24才)

・プロ入り:2017年(3年目)

・投打:右投右打

・出身地:宮崎

・2018年の投手成績:10試合 / 53回1/3 / FIP3.55

・「3行」寸評:

 ローテーション定着が期待される、大卒3年目のドラ1右腕。

 広いナゴヤドームを本拠地としながら、リーグワーストとなるFIP4.91・同K/BB(奪三振÷与四球)1.79を記録する等、低迷に低迷を重ねた中日投手陣の中で、FIP3.55・K/BB2.33を記録する等大健闘、どちらの項目も、新人から2年連続リーグ平均より優秀で、特にBB/9(与四球÷投球回数×9)は通算103回2/3で2.60(2018年のリーグ平均は3.45)と、制球力に優れている。

 2年連続でFIPに似つかわしくない防御率(通算4.86)が残っているが、その分2019年は期待できる。

 

④ 18 松坂大輔投手

・読み仮名:まつざか・だいすけ

・生年月日:80.9.13(38才)

・プロ入り:1999年(日本球界13年目)

・投打:右投右打

・出身地:東京

・2018年の投手成績:11試合 / 55回1/3 / FIP4.85

・「3行」寸評:

 2018年は6勝(4敗)を挙げてカムバック賞を受賞し、2019年は背番号18で完全復活を目指す大投手。

 2018年はFIP4.85と内容はイマイチで、BB/9(与四球÷投球回数×9)5.20(リーグ平均は3.45)と、MLB時代の様に制球が荒れに荒れたが、その一方で、球速が衰えながらも変化球を巧みに利用し、K/9(奪三振÷投球回数×9)8.30(リーグ平均は7.52)を記録、松坂の武器である奪三振率の高さは維持した。

 先程の柳とは真逆で、防御率3.74ながらFIPは芳しくなく、このままでは2019年は2018年と同じ活躍をするのが厳しくなるが、制球難を克服して2桁勝利を収め、完全復活を果たしてほしいところだ。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回は最終回の「阪神編」です。

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!

(プロ野球を「研究する」編No.65)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「DeNA編」

(ホーム)当ブログについて - プロ野球FUN

 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第65弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『DeNA編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、DeNA編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「DeNA編」>

 

 今回は、2018年セ・リーグ4位、横浜DeNAベイスターズの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「巨人編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.64)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「巨人編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、DeNAの選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

f:id:baseballsabermetrics:20190117231654j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

f:id:baseballsabermetrics:20190117231717j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、セ・リーグ内順位。

●総合

・順位:4位

・勝率:.475(4位)

・得失点差:-70(6位)

●野手

・得点:572(6位)

OPS:.722(4位)

・UZR:-40.0(5位)

・野手WAR:6.1(6位)

・打撃の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190117231819j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190117231839j:plain

●投手

・失点:642(3位)

FIP:4.34(2位)

・投手WAR:27.5(2位)

・投手の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190117231914j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190117231935j:plain

FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

f:id:baseballsabermetrics:20190117232006j:plain
・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 2017年の躍進を受けて、優勝も期待された2018年は4位に終わり、3年連続のCS進出も果たせず。

 2017年は日本シリーズに出場しながら、得失点差はマイナス(-1)で、きつい言い方をすれば、勝率(.529、1位と14.5G差)的にも内容的にも、日本シリーズ出場に相応しくないチームだったが、2018年は内容も勝率も悪化。勝率こそ.475だったが、得失点差-70はリーグワーストだった。

 2017年の先発5本柱(今永・ウィーランド・濵口・井納・石田)が揃って故障や不振に喘いだため、投手陣に責任がある様にも思えるが、FIP・投手WAR共に2位と投手陣は優秀で、防御率がワースト2位だったのは、UZR-40.0(ワースト2位)の野手の守備の影響と考えられる。

 一番の課題は、やはり打線の圧倒的な「四球の少なさ」で、四球・BB%(四球÷打席)はリーグワーストで、低出塁率(リーグワースト)の原因となった。打線の武器の長打(本塁打はリーグトップ)が出ても、還ってくる走者が少ない・いないという状況が多かったはずで、得点もリーグワーストとなってしまった。2017年も同じ傾向が見られたので(四球は5位、出塁率も4位)、チームを挙げて改善に取り組んでほしいところだ。

 実力的には、まだ優勝は厳しいと言わざるを得ないが、チームの弱点だった二遊間で、本塁打王のソトが経験を積み、二塁定着が期待できる等、プラス材料もある。長い暗黒期を経験しただけに、優勝や日本一を達成すれば、ファンの喜びも大きいはずで、21年ぶりの優勝と日本一で、暗黒期に完全に終止符を打ってほしいところだ。

 

 

2019年のDeNAの注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

監督・コーチ 選手名鑑 | 横浜DeNAベイスターズ

 

① 99 ソト内野手

・読み仮名:ネフタリ・ソト

・生年月日:89.2.28(29才)

・プロ入り(日本球界入り):2018年(日本球界2年目)

・投打:右投右打

・出身地:プエルトリコ

・2018年の打撃成績:107試合 / 459打席 / OPS1.008(出塁率.364・長打率.644)

・「3行」寸評:

 本職でない二塁手としての経験を積み(二塁出場は25試合、内先発は22試合)、チームの弱点の二遊間に光を照らした本塁打王(41本)。

 2017年までのDeNAの二遊間は、チームの弱点となっており、2016~2017年に、ショートで無理矢理レギュラー起用された倉本が、攻守に低迷し、2年連続WARリーグ・ワースト(規定打席・投球回数以上)を記録する等、チームの二遊間は深刻な事態に陥っていたが、2017年オフに好守のショート・大和を獲得、さらに、2019年はセカンドも、このソトの定着によるレベルアップが期待されている。

DeNA・ソト、来季は二塁で積極起用 右翼梶谷で打線に厚み - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

 2019年のDeNAは、セカンドが強打のソト(上記リンクの通り、守備固めが柴田)、ショートが、共に好守の大和(先発ショートは102試合)と柴田(同34試合)の競争になると考えると、DeNAの二遊間は一気にハイレベルになり、注目すべきポジションとなりそうだ。

 

② 29 伊藤光捕手

・読み仮名:いとう・ひかる

・生年月日:89.4.23(29才)

・プロ入り:2008年(12年目)

・投打:右投右打

・出身地:愛知

・2018年の打撃成績(DeNA移籍後):47試合 / 151打席 / OPS.562(出塁率.305・長打率.258)

・「3行」寸評:

 2018年途中に、まさかのトレードでオリックスから加入した正捕手候補。

 オリックス時代終盤は、ライバルの若手捕手・若月の台頭に押されていたが、通算OPSは若月が.541、伊藤が.606と、打撃は若月が劣り、盗塁阻止率も2017年の若月が.255、同年の伊藤が.323と、守備面でも若月が優れているとは言えないだけに、伊藤のトレードは非常に不可解なトレードで、伊藤にとって屈辱的なものだった。

 その伊藤を冷遇していた福良監督は、成績不振で退任となったが、2019年は新天地で正捕手を奪還してチームを優勝に導き、古巣を後悔させたい。

 

③ 15 井納翔一投手

・読み仮名:いのう・しょういち

・生年月日:86.5.1(32才)

・プロ入り:2013年(7年目)

・投打:右投右打

・出身地:東京

・2018年の投手成績:24試合 / 61回 / FIP3.93

・「3行」寸評:

 2019年は、再び先発で勝負する意思を見せている2016年の開幕投手

 2018年は、先発は充実しているが、リリーフが手薄というチーム事情から、リリーフでスタートし、17試合で救援登板したが、不調のため二軍落ちも経験、しかし、7月から先発に戻ると、7先発で4勝(3敗)をマークした。

 BB/9(与四球÷投球回数×9)2.36(リーグ平均は3.45)の制球力を武器に、2014年以来自身2度目の2桁勝利を果たしてほしい。

 

④ 21 今永昇太投手

・読み仮名:いまなが・しょうた

・生年月日:93.9.1(25才)

・プロ入り:2016年(4年目)

・投打:左投左打

・出身地:福岡

・2018年の投手成績:23試合 / 84回2/3 / FIP5.67

・「3行」寸評:

 故障や不振に喘いだ、2017年の先発5本柱(今永・ウィーランド・濵口・井納・石田)の中で、最も苦しみ、チーム最多敗戦(11敗、4勝)を喫した若手右腕。

 2017年はチーム最多となる11勝(7敗)を挙げたが、2018年は被フライが多いのが祟り、84回2/3ながら、リーグワースト3位タイとなる18本塁打を浴び、FIP5.67と低迷してしまった。

 BB/9(与四球÷投球回数×9)4.04(リーグ平均は3.45)の制球力も課題だが、K/9(奪三振÷投球回数×9)8.50(リーグ平均は7.52)の高い奪三振力は魅力で、もう一度エースの座を目指してほしいところだ。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回は「中日編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.66)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「中日編」 - プロ野球FUN

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!

(プロ野球を「研究する」編No.64)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「巨人編」

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第64弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『巨人編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、「巨人編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「巨人編」>

 

 今回は、2018年セ・リーグ3位、読売ジャイアンツ(巨人)の2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「ヤクルト編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.63)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「ヤクルト編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、巨人の選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

f:id:baseballsabermetrics:20190116231813j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

f:id:baseballsabermetrics:20190116231845j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、セ・リーグ内順位。

●総合

・順位:3位

・勝率:.486(3位)

・得失点差:+50(2位)

●野手

・得点:625(3位)

OPS:.728(3位)

・UZR:13.4(2位)

・野手WAR:17.1(3位)

・打撃の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190116232052j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190116232110j:plain

●投手

・失点:575(1位)

FIP:4.38(3位)

・投手WAR:25.8(3位)

・投手の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190116232436j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190116232452j:plain

FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

f:id:baseballsabermetrics:20190116232725j:plain
・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 2018年は勝率5割未満ながら、滑り込んで2年ぶりのAクラスとなる3位に。

 得失点差は+50(2位)で、実力的には+70(1位)の広島と大差は無く、ヤクルトも得失点差マイナス(-7、3位)で、得失点差からすれば、優勝争いに絡んでもおかしくなかった。

 「得失点差のプラスが大きいのに、勝率が低い」という事は、「大勝(1勝で得失点差のプラスを大きくする)」と「僅差負け(勝率は下がるが、得失点差はさほど変動しない)」を繰り返しているという事になり、田原の悲痛な叫び通り、継投に問題があったというのは間違いなさそうで、救援防御率4.12もリーグワースト2位だった。

 野手WAR・投手WAR共にリーグ3位で、どちらも3位以内だったのは巨人だけと、リーグで最も「投打のバランスが優れたチーム」であると言え、弱点らしい弱点も無かっただけに、継投のやりくりの拙さが悔やまれるが、その点においては、監督経験豊富な原新監督に期待したいところだ。

 そして、2018年オフのストーブリーグでは、球界を代表する強打者・丸、MLBで2桁勝利3度の岩隈、2018年20本塁打の大砲・ビヤヌエバ等を獲得。一気に7年ぶりの日本一奪還モードになった。人的補償で、チームのまとめ役として性格面も評価されていた、内海・長野の両選手が流出した事は、少なからずチームに影響を与えそうだが、内海は近年は不本意な投球が続いており、長野は最後に規定打席に到達した2017年のWARは、1.1に過ぎなかった(サイトがデータを公表している2014年以降、規定打席に到達した年は、毎年1.0台。丸の2018年のWARは7.1、2017年は8.9)。

 広島が、誰か一人欠いても優勝できる様な、圧倒的な実力を見せた2017年(リーグダントツとなる得失点差+196を記録)の力を取り戻せば、優勝は決して容易ではなくなるが、第1次・第2次政権の計12年で、2度のリーグ3連覇と、3度の日本一を達成した、原新監督の手腕にも注目したい。

 

 

2019年の巨人の注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

読売巨人軍公式サイト

 

① 8 丸佳浩外野手

・読み仮名:まる・よしひろ

・生年月日:89.4.11(29才)

・プロ入り:2008年(12年目)

・投打:右投左打

・出身地:千葉

・2018年の打撃成績:125試合 / 566打席 / OPS1.096(出塁率.468・長打率.627)

・「3行」寸評:

 出塁力と長打力を兼ね備え、2018年はOPS両リーグ1位に輝いた最強打者が、FAで憧れの巨人に。

 2017年のWAR8.9は両リーグトップ(規定打席・投球回数以上)で、2018年のWAR7.1も両リーグ4位(同)・野手リーグ2位(同)と、2年連続MVPの総合力は圧倒的で、この丸のWARは、2年ともチームの野手WARの実に4分の1を占めていた(2017年の広島の野手WARが37.0、2018年が26.4)。

 2018年の130四球は歴代4位タイ(1位~同率4位は、全てあの王貞治氏!!)、出塁率.468も1985年のタイトル制定以降歴代8位であり、これだけ丸が塁に出て、しかも39本塁打を放ったのだから、広島の得点力が高い(チームOPS・チーム得点共にリーグ1位)のも当然だった。

 

② 21 岩隈久志投手

・読み仮名:いわくま・ひさし

・生年月日:81.4.12(37才)

・プロ入り:2000年(日本球界13年目)

・投打:右投右打

・出身地:東京

・2018年の投手成績(MLB・A-級):2試合 / 3回 / FIP-(防御率3.00)

・「3行」寸評:

 MLB通算63勝・日米通算170勝の先発右腕が日本球界復帰。

 日本通算107勝・シーズン最高21勝(4敗、2008年)の実績を引っ提げ、足を踏み入れたMLBでは、2桁勝利3度・シーズン最高16勝(12敗、2016年)を記録し、通算K/BB(奪三振÷与四球)3.86を残す等内容も優秀で、日本時代同様、通算BB/9(与四球÷投球回数×9)1.88の制球力の高さが光った。

 2018年は故障の影響で、マイナー(A-級)での2試合・3回の登板のみにとどまったが、日米通算200勝達成に向けて、もう一花咲かせてほしいところだ。

(選手データは、以下のページを参照しました)

Hisashi Iwakuma Stats, Fantasy & News | MLB.com

 

③ 33 ビヤヌエバ内野手

・読み仮名:クリスチャン・ビヤヌエバ

・生年月日:91.6.19(27才)

・プロ入り(日本球界入り):2019年(日本球界1年目)

・投打:右投右打

・出身地:メキシコ

・2018年の打撃成績(MLB):110試合 / 384打席 / OPS.750(出塁率.299・長打率.450)

・「3行」寸評:

 2018年にMLBパドレスの正三塁手を務めた大砲が、日本球界入り。

 2018年は出塁率.299、BB%(四球÷打席)6.0%、BB/K(四球÷三振)0.22を記録する等、完成度が低く粗い打者であり、それが日本球界移籍に繋がったが、384打席で20本塁打を放った、メジャーでも通用した長打力は大きな魅力で、それを存分に発揮すれば、相手バッテリーの警戒心が増し、自然と四球が増え、出塁率も向上するだろう。

 三塁で751回1/3を守りUZR-2.5と、守備にもやや不安があるが、丸・坂本・岡本と共に、強力打線を形成してほしい。

(選手データは、以下のページを参照しました)

Christian Villanueva » Statistics » Batting | FanGraphs Baseball

 

④ 25 岡本和真内野手

・読み仮名:おかもと・かずま

・生年月日:96.6.30(22才)

・プロ入り:2015年(5年目)

・投打:右投右打

・出身地:奈良

・2018年の打撃成績:143試合 / 616打席 / OPS.935(出塁率.394・長打率.541)

・「3行」寸評:

 一気に巨人の主砲の座に駆け上がった、若き大砲。

 2018年は、セ規定打席到達者31人中8位となるOPS.935を記録、リーグ6位&チームトップとなる33本塁打の長打力に加え、BB%(四球÷打席)11.7%(リーグ平均は8.8%)、出塁率.394(リーグ10位)の高い出塁力も光った。

 比較的難易度の低い一塁でUZR-7.3(989回1/3)を記録したのはいただけないが、開幕時22才と、まだまだ伸びしろも期待でき、今後10年・15年と長く活躍できる可能性のある若い好選手が台頭したのは、2018年の巨人にとって、大きな収穫となった。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回はDeNA編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.65)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「DeNA編」 - プロ野球FUN

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!

(プロ野球を「研究する」編No.63)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「ヤクルト編」

(ホーム)当ブログについて - プロ野球FUN

 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第63弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『ヤクルト編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、「ヤクルト編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「ヤクルト編」>

 

 今回は、2018年セ・リーグ2位、東京ヤクルトスワローズの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「広島編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.62)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「広島編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、ヤクルトの選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

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・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

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・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、セ・リーグ内順位。

●総合

・順位:2位

・勝率:.532(2位)

・得失点差:-7(3位)

●野手

・得点:658(2位)

OPS:.749(2位)

・UZR:-22.0(4位)

・野手WAR:11.2(4位)

・打撃の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190114125844j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190114125901j:plain

●投手

・失点:665(6位)

FIP:4.54(4位)

・投手WAR:30.5(1位)

・投手の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190114125941j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190114130003j:plain

FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

f:id:baseballsabermetrics:20190114130046j:plain
・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 2017年の5位と15.5ゲーム差、勝率.319のダントツ最下位から、2018年は一気に2位にまで躍進。
 チームの躍進を支えたのは、野手よりもむしろ投手で、投手が圧倒的不利な神宮球場が本拠地の中、FIPが4位だった事から、投手WARは1位となった。
 野手の方は野手WARこそ4位で、本塁打神宮球場を本拠地としながら4位だったものの、山田・青木・坂口・バレンティン等の活躍で、四球・BB%(四球÷打席)・出塁率は2位、BB/K(四球÷三振)は1位と、決して悪い項目ばかりではなかった。
 チームの主力野手は全体的に高齢化しており、伸びしろがあまり期待できず、2位のチームでありながら得失点差はマイナス(-7で3位)と、優勝への道は険しそうだが、丸の広島退団、「燕のゴジラ」こと村上の存在、10勝経験者の前日本ハム・高梨の獲得等、プラス材料もある。
 まずは2017年の低迷の原因となった、故障者の予防をしっかりと行い、万全の態勢で優勝を目指したいところだ。

 

 

2019年のヤクルトの注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

選手情報 | 東京ヤクルトスワローズ

 

① 55 村上宗隆内野手

・読み仮名:むらかみ・むねたか

・生年月日:00.2.2(18才)

・プロ入り:2018年(2年目)

・投打:右投左打

・出身地:熊本

・2018年の打撃成績:6試合 / 14打席 / OPS.548(出塁率.214・長打率.333)

・「3行」寸評:

 三塁のレギュラー奪取が期待される「燕のゴジラ」。
 2018年は高卒ルーキーながら、ファームでイ・リーグ2位タイとなる17本塁打、同トップとなるOPS.879(出塁率.389・長打率.490)を記録、1軍でも計1本ながら、プロ初本塁打を記録した。
 サードのライバル・川端は、2018年はOPS.663と打撃低迷に苦しみ、巻き返しを見せたいところだが、逆に村上にとっては、レギュラー奪取の絶好のチャンスであり、本人もレギュラーとして、チームの日本一に貢献するという目標を打ち立てている。

 

② 16 原樹理投手

・読み仮名:はら・じゅり

・生年月日:93.7.19(25才)

・プロ入り:2016年(4年目)

・投打:右投右打

・出身地:兵庫

・2018年の投手成績:30試合 / 110回2/3 / FIP3.11

・「3行」寸評:

 大卒4年目を迎える2019年は、自身初の2桁勝利が期待されるドラ1右腕。
 2018年は、またも打線の援護に恵まれず、プロ入りから3年連続の負け越しとなってしまったが、それでも自己最多となる6勝(7敗)を挙げ、FIP3.11、K/BB(奪三振÷与四球)3.00(リーグ平均は2.18)と、内容はもはやエース級で、BB/9(与四球÷投球回数×9)2.52(リーグ平均は3.45)の無駄な走者を出さない投球が光った。
 イケメンとしても人気があり、この投手の活躍が、チームの成績と人気も(?)左右している。

 

③ 68 山中浩史投手

・読み仮名:やまなか・ひろふみ

・生年月日:85.9.9(33才)

・プロ入り:2013年(7年目)

・投打:右投右打

・出身地:熊本

・2018年の投手成績:11試合 / 37回1/3 / FIP4.02

・「3行」寸評:

 プロ7年目ながら、2019年は9月に34才を迎えるアンダースロー
 9先発ながら6勝(2敗)を挙げ、チームの救世主として優勝に貢献した2015年以降、やや伸び悩んでおり、2018年も2勝(0敗)どまりだったが、BB/9(与四球÷投球回数×9)2.41(リーグ平均は3.45)、通算でも同1.82の制球力の高さは大きな魅力。
 2013年に27才(開幕時)でプロ入りし、入団したソフトバンク(前所属)からは、僅か1年半でトレードに出された苦労人であるだけに、念願の2桁勝利を挙げ、ファンに夢と希望を与えてほしい。

 

④ 1 山田哲人内野手

・読み仮名:やまだ・てつと

・生年月日:92.7.16(26才)

・プロ入り:2011年(9年目)

・投打:右投右打

・出身地:兵庫

・2018年の打撃成績:140試合 / 637打席 / OPS1.014(出塁率.432・長打率.582)

・「3行」寸評:

 説明不要の球界を代表するスター二塁手
 2018年は前半戦に1番を任された影響で打点が増えず(89打点)、3度目の「クワトロ・スリー(打率3割・30本塁打・3桁打点・30盗塁)」はならなかったものの、2年ぶり3度目となるトリプル・スリーと、同OPS10割超えを達成、106四球は自己最多で、自己ベストの出塁率.432の要因となった。
 守備面でも貢献度が高く、セカンドという難易度が高いポジションを守りながら、2018年はUZR8.7を記録、2015年には同17.6を記録し、強打と合わせ、WAR12.9というとてつもない数値を叩き出して、チームのリーグ優勝の立役者となった。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回は「巨人編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.64)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「巨人編」 - プロ野球FUN

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!

(プロ野球を「研究する」編No.62)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「広島編」

(ホーム)当ブログについて - プロ野球FUN

 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第62弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『広島編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、「広島編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「広島編」>

 

 今回は、2018年セ・リーグ1位、広島東洋カープの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「楽天編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.61)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「楽天編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、広島の選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

f:id:baseballsabermetrics:20190114143125j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

f:id:baseballsabermetrics:20190114143200j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、セ・リーグ内順位。

●総合

・順位:1位(日本シリーズ敗退)

・勝率:.582(1位)

・得失点差:+70(1位)

●野手

・得点:721(1位)

OPS:.780(1位)

・UZR:-21.4(3位)

・野手WAR:26.4(1位)

・打撃の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190112002235j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190112002253j:plain

●投手

・失点:651(4位)

FIP:4.57(5位)

・投手WAR:20.5(5位)

・投手の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190112002338j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190112002355j:plain

FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

f:id:baseballsabermetrics:20190112002025j:plain
・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 2018年はリーグ3連覇を達成したものの、またも日本一はならず。

 3度もチャンスを得ながら、日本一を逃した事に、ファンはヤキモキしてしょうがないはずで、私の友人で、広島のファンの方も、日本一を逃した事を、3年連続で嘆き悲しんでいたし、2016年の日本シリーズ終戦で、広島が大量ビハインドとなった際、号泣している広島ファンの方もいたそうだ。

 2019年の広島の「ノルマ」は、あくまでも「4連覇」ではなく、34年間成し遂げられていない「日本一」であり、ファンも毎年恒例の「リーグ優勝どまり」ではとても満足できない。過去3年の「悔しさ」と「日本一への挑戦者」という気持ちは、決して忘れてほしくないところだ。

 そんな状況下で、2018年に野手リーグ2位(規定打席以上)となるWAR7.1、2017年に同1位となるWAR8.9を記録した丸が流出。2018年の広島の野手WARが26.4、2017年が37.0だったという事を考えても(要は2年連続でチームの野手の1/4のWARを占めていた)、簡単に埋まる穴ではない。

 期待されている野間は2018年のWARは1.2、人的補償の長野も、最後に規定打席に到達した2017年のWARは1.1(サイトがデータを公表している2014年以降、規定打席に到達した年は、毎年1.0台)、2018年のOPSが.793(丸は1.096)と、両者共に丸の代わりを期待するには、あまりに荷が重すぎる(上記の規定打席以上の野手の、個人WAR一覧もご覧ください)。

 ただし、チームは、2017年にリーグダントツとなる得失点差+196を叩き出す等、主力選手の多くが実力をフルに出し切れば、誰か1人を欠いても優勝できる力を持っている。

 「ノルマ」の日本一に向けて重要なのは、やはり圧倒的な戦力に甘えず、データの分析・活用を含めた、質の高い野球をする事であり、過去の短期決戦の反省もしっかり見直してほしいところだ。

 

 

2019年の広島の注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のサイトからご覧になれます。

広島東洋カープ公式サイト

 

① 27 會澤翼捕手

・読み仮名:あいざわ・つばさ

・生年月日:88.4.13(30才)

・プロ入り:2007年(13年目)

・投打:右投右打

・出身地:茨城

・2018年の打撃成績:106試合 / 377打席 / OPS.893(出塁率.401・長打率.492)

・「3行」寸評:

 西武・森(OPS.823)と共に「打てる捕手」不足の球界に光を照らした、強打の捕手。

 2018年は377打席で13本塁打、BB%(四球÷打席)10.3%(リーグ平均は8.8%)、出塁率.401を記録する等、長打力と出塁力を兼ね備えた打撃が光り、「死球」もリーグ4位(14個)で高出塁率に寄与したが、くれぐれも怪我には注意していただきたい(2019年は「死球」を「四球」に変えて出塁率を伸ばした方が良いかも!?)。

 もちろん、広島の首脳陣は、2019年はぜひ、これだけの打力を誇る會澤選手を、完全なレギュラーとして据えてほしいところだ。

 

② 95 バティスタ外野手

・読み仮名:ザビエル・バティスタ

・生年月日:92.1.18(26才)

・プロ入り(日本球界入り):2017年(日本球界3年目)

・投打:右投右打

・出身地:ドミニカ

・2018年の打撃成績:99試合 / 302打席 / OPS.854(出塁率.308・長打率.546)

・「3行」寸評:

 2018年は丸・鈴木に次いでチーム3位となる25本塁打を放った、カープアカデミー出身のスラッガー

 BB/K(四球÷打席)0.32(リーグ平均は0.46)といった完成度の低さや、守備力の低さ等、乗り越えるべき課題は多いが、302打席で25本塁打の長打力は捨てがたく、レフトやファーストを争う事になる野間や松山についても、共にWAR1.2と決してレベルは高くなく、野間は攻守共に低調で、外野の3ポジションでUZR計-2.1、打撃もOPSはセ規定打席到達者31人中23位の.736(バティスタは.854)で、長打力不足に加えて、BB/Kも0.43(リーグ平均は0.46)だった。

 2019年開幕時点で27才と伸びしろも期待でき、打撃面でチームを引っ張る活躍に期待したい。

 

③ 23 薮田和樹投手

・読み仮名:やぶた・かずき

・生年月日:92.8.7(26才)

・プロ入り:2015年(5年目)

・投打:右投右打

・出身地:広島

・2018年の投手成績:9試合 / 26回2/3 / FIP7.83

・「3行」寸評:

 復活を期す、地元・広島出身の先発右腕。

 規定投球回数未満(129回)ながら、チームトップとなる15勝(3敗)を挙げた2017年から一転、2018年はFIP7.83と低迷、一番の原因は、投球回数(26回2/3)を上回る与四球(32個)を出し、WHIP(⦅与四球+被安打⦆÷投球回数)2.25(リーグ平均は1.37)を記録した事で、それを耳にタコができる程言われたためか、本人もうんざりの様だが、走者を出さないためにも、与四球を減らす事は必要だ。

 丸の穴を埋めるためには、野手・投手関係無く、主力選手全員が力を出し切る事が必要で、チームが得失点差+196を叩き出した2017年に、チームの勝ち頭になったこの選手の復活にも期待したいところだ。

 

④ 20 永川勝浩投手

・読み仮名:ながかわ・かつひろ

・生年月日:80.12.14(38才)

・プロ入り:2003年(17年目)

・投打:右投右打

・出身地:広島

・2018年の投手成績:22試合 / 18回2/3 / FIP4.48

・「3行」寸評:

 通算526登板を誇る、こちらも地元・広島出身のベテランリリーバー。

 2007年~2009年にかけて3年連続30セーブを記録する等、「松坂世代」を代表するリリーバーとして十分な実績があるが、チームが3連覇した2016年~2018年の3年間は、故障もあって計33登板にとどまる等、出場機会が減っており、基本的に寿命が短いリリーバーで、2019年は大卒17年目・38才を迎えるが、それでもなお現役を続行する。

 Bクラスが続いていた低迷期のチームを、長きに渡って支えていただけに、もう一花咲かせ、広島のファンに夢と希望、そして悲願の日本一をプレゼントしたいところだ。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回は「ヤクルト編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.63)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「ヤクルト編」 - プロ野球FUN

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!

(プロ野球を「研究する」編No.61)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「楽天編」

(ホーム)当ブログについて - プロ野球FUN

 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第61弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『楽天編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、楽天編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「楽天編」>

 

 今回は、2018年パ・リーグ6位、東北楽天ゴールデンイーグルスの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「ロッテ編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.60)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「ロッテ編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、楽天の選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

f:id:baseballsabermetrics:20190111005519j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

f:id:baseballsabermetrics:20190111005545j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、パ・リーグ内順位。

●総合

・順位:6位

・勝率:.414(6位)

・得失点差:-63(5位)

●野手

・得点:520(6位)

OPS:.675(5位)

・UZR:-27.6(6位)

・野手WAR:1.6(6位)

・打撃の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190110224606j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190110224628j:plain

●投手

・失点:583(3位)

FIP:4.12(3位)

・投手WAR:25.8(2位)

・投手の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190110224510j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190110224534j:plain

FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

f:id:baseballsabermetrics:20190111005650j:plain
・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 故障者や不調者、さらには薬物違反のスキャンダルまで発生した2018年は、優勝争いした2017年の3位から、まさかの最下位に転落。

 投手陣は相変わらず優秀で、投手WARは2017年(30.6)が両リーグ1位、2018年(25.8)もリーグ2位。先発陣は、ダブルエースの則本・岸、2017年に11勝を挙げた美馬、共に規定投球回数到達経験者の塩見・辛島と、最下位のチームとは思えない程の陣容。ここに広島から獲得した福井が加わる。

 誤算だったのが、やはり野手の故障者・不調者の続出で、2017年にリーグ3位となるOPS.867を残した茂木(2018年は.677)や、同OPS.835を残したウィーラー(2018年はOPS.769)の故障・不調は大きく、OPS.743のペゲーロ(2017年は.846)と、OPS.918を残すも、ドーピングで出場停止を喰らったアマダー(2017年は.729)は退団となった。

 もちろん、茂木・ウィーラーの両者が復調し、2018年はチーム唯一となるOPS8割(.805、出塁率.373・長打率.431)を記録した島内、193打席で12本塁打の内田、伸び盛りの新人王・田中、キャリアハイOPS.793(2014年)の銀次に加え、ここに浅村が入れば、非常に面白い打線になる。

 楽天移籍後の3年間で、OPS6割台2度、2018年も規定打席に到達しながらWAR0.9と低迷する今江も、逆襲を見せたいところだが、以上に挙げた投打の主力全員が力を出し切れば、ピース自体は決して悪くないので、優勝の可能性もあるだろう。

 

 

2019年の楽天の注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

選手一覧|東北楽天ゴールデンイーグルス

 

① 3 浅村栄斗内野手

・読み仮名:あさむら・ひでと

・生年月日:90.11.12(28才)

・プロ入り:2009年(11年目)

・投打:右投右打

・出身地:大阪

・2018年の打撃成績:143試合 / 640打席 / OPS.910(出塁率.383・長打率.527)

・「3行」寸評:

 2018年はWARチームトップ&両リーグ5位(規定打席・投球回数以上)となる6.6、32本塁打を記録した、リーグを代表する二塁手楽天入り。

 20本塁打以上3度の打撃ばかりが注目されるが、セカンドという難易度の高いポジションを務めながら、毎年UZRでプラスを記録しており、2016年には二塁手リーグトップとなるUZR8.0、2018年も二塁で同5.2を記録する等、守備面での貢献度も高い(よろしければ、以下の記事もご覧ください)。

(プロ野球を「研究する」編No.30)UZR-6.6のロッテ・鈴木大地、-13.4の阪神・鳥谷敬がゴールデングラブ・・・見直しが求められる守備の賞 - プロ野球FUN

https://1point02.jp/op/gnav/sp201701/sp1701_07.html(他サイト様の記事ですが、よろしければ、こちらもご覧ください)

 2017年はBB%(四球÷打席)7.0%(リーグ平均は8.3%)を記録する等、四球率の低さが課題となっていたが、2018年はBB%10.6%(同8.5%)を記録し、出塁率は2017年の.347から.383まで上昇した。

 

② 36 内田靖人内野手

・読み仮名:うちだ・やすひと

・生年月日:95.5.30(23才)

・プロ入り:2014年(6年目)

・投打:右投右打

・出身地:福島

・2018年の打撃成績:58試合 / 193打席 / OPS.694(出塁率.259・長打率.435)

・「3行」寸評:

 2017年に、二軍の本塁打王(18本塁打)を獲得した期待の大型内野手が、ついに打撃開眼。

 2018年はBB%(四球÷打席)7.3%(リーグ平均は8.5%)、BB/K(四球÷三振)0.21(同0.45)を記録する等、まだまだ課題が多いが、193打席で12本塁打IsoP長打率-打率).237(同.144)の長打力は捨てがたく、2019年は相手バッテリーの警戒心も増すはずなので、自ずと四球率等も上昇するはず。

 ポジションの兼ね合いもあるが、2019年は、復調が期待されるウィーラーや茂木、OPS.805を記録した島内、伸び盛りの新人王・田中、そして主砲になるであろう浅村と共に、強力打線を形成してほしい。

 

③ 17 塩見貴洋投手

・読み仮名:しおみ・たかひろ

・生年月日:88.9.6(30才)

・プロ入り:2011年(9年目)

・投打:左投左打

・出身地:大阪

・2018年の投手成績:11試合 / 68回1/3 / FIP3.63

・「3行」寸評:

 度重なる怪我に悩まされながらも、8勝以上3度・規定投球回数到達2度の実績を誇る「田中将大世代(1988年の学年)」のサウスポー。

 2018年もヘルニアに泣かされたものの、どちらも自己最高かつチームの全投手中トップとなる、K/BB(奪三振÷与四球)6.63(リーグ平均は2.19)、BB/9(与四球÷投球回数×9)1.05(同3.25)を記録、FIP3.63は、則本と並ぶエースの岸(3.58)と遜色なかった(リーグ平均は4.21)。

 2019年はそのヘルニアの手術の影響で、出遅れる見込みで、焦らずに状態を元に戻してほしいところだが、円熟味を帯びてきた、無駄な走者を出さない投球で、今度こそ自身初の2桁勝利を手にしてほしい。

 

④ 19 藤平尚真投手

・読み仮名:ふじひら・しょうま

・生年月日:98.9.21(20才)

・プロ入り:2017年(3年目)

・投打:右投右打

・出身地:千葉

・2018年の投手成績:14試合 / 81回1/3 / FIP6.33

・「3行」寸評:

 プロ3年目を迎える、期待のドラ1右腕。

 ルーキーイヤーの2017年は、43回1/3を投げFIP3.08(リーグ平均は4.02)、K/BB(奪三振÷与四球)2.93(同2.38)という、高卒ルーキーらしからぬ好投を見せたが、プロ2年目の2018年はFIP6.33、K/BB1.26(リーグ平均は2.19)と、プロの壁にぶち当たった。

 チームの先発はダブルエースの則本と岸、実績のある美馬や塩見・辛島、さらには新加入の福井等、ライバルが多いが、実力でローテーションを勝ち取ってほしい。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回は「広島編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.62)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「広島編」 - プロ野球FUN

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!

(プロ野球を「研究する」編No.60)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「ロッテ編」

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第60弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『ロッテ編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、「ロッテ編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「ロッテ編」>

 

 今回は、2018年パ・リーグ5位、千葉ロッテマリーンズの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「オリックス編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.59)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「オリックス編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、ロッテの選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

f:id:baseballsabermetrics:20190114143345j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

f:id:baseballsabermetrics:20190114143414j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、パ・リーグ内順位。

●総合

・順位:5位

・勝率:.421(5位)

・得失点差:-94(6位)

●野手

・得点:534(5位)

OPS:.679(4位)

・UZR:-8.1(5位)

・野手WAR:9.1(4位)

・打撃の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190108175431j:plain

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●投手

・失点:628(5位)

FIP:4.18(4位)

・投手WAR:18.7(6位)

・投手の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190108175549j:plain

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FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

f:id:baseballsabermetrics:20190108184631j:plain

・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 2018年は、5位と5ゲーム差・勝率.383のダントツ最下位だった2017年から、多少は改善。福浦が2000本安打を達成したり、ゴールデンルーキーの安田がプロ初本塁打を放つ等、見せ場もあったものの、順位は5位どまりで、得失点差は2年連続最下位。

 特に芳しくなかったのが投手陣で、FIPは4位だったが、本拠地球場のマリンスタジアムが投手有利(ただし、2019年からは、ラッキーゾーンが新設される)である影響で、投手WARはリーグワーストだった。

 野手に関しても、内野はレギュラーを固定され、悪くない様に見えるものの、リーグ唯一の2桁チーム本塁打(78本)の長打力不足が響き、野手WARも4位で、特に正遊撃手の藤岡は、WARマイナス(両リーグ規定打席到達者中唯一)と、レギュラーはまだ荷が重かったようだ。

 2018年オフは、チームにとって手薄な外野手で、地元千葉出身の丸佳浩(現巨人)の獲得に奔走したが、失敗。地元出身のスター選手で、しかもチームの弱点である長打力をカバーしてくれる存在であっただけに、かなり痛かった。

 ただし、野手に関しては、レギュラーや、レギュラー争いに加わっている選手は、若い選手が多い。若手選手の成長が、チーム成績の鍵を握っている。

 

 

2019年のロッテの注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

選手一覧|千葉ロッテマリーンズ

 

① 13 平沢大河内野手

・読み仮名:ひらさわ・たいが

・生年月日:97.12.24(21才)

・プロ入り:2016年(4年目)

・投打:右投左打

・出身地:宮城

・2018年の打撃成績:112試合 / 353打席 / OPS.657(出塁率.328・長打率.330)

・「3行」寸評:

 プロ4年目を迎え、レギュラー奪取が期待される、ドラ1内野手

 2018年は他選手との兼ね合いから、74試合にライトで先発出場、打率こそ.213だったが、BB%(四球÷打席)13.6%(リーグ平均は8.5%)を記録し、出塁率(.328)はリーグ平均(.325)を超えた。

 俊足の左打者という特性を考えると、BABIP(フェアグラウンドに飛んだ打球が安打になった確率).275(リーグ平均は.293)も向上の余地があり、プロ入り時は期待されていた長打力の向上や、本人の公言通り、本職の遊撃や内野でのレギュラー奪取にも期待したい。

 

② 19 唐川侑己投手

・読み仮名:からかわ・ゆうき

・生年月日:89.7.5(29才)

・プロ入り:2008年(12年目)

・投打:右投右打

・出身地:千葉

・2018年の投手成績:25試合 / 47回2/3 / FIP3.91

・「3行」寸評:

 プロ12年目を迎える、地元千葉出身のベテラン投手。

 プロ入りから2017年までの10年間で、5勝以上が9度、規定投球回数到達が2度、2011年には規定投球回数に到達して12勝(6敗)を挙げる等、先発として実績を残してきたが、2018年は中継ぎも経験し、21試合・24回2/3でFIP2.65・K/BB(奪三振÷与四球)3.25(リーグ平均は2.19)と、見事に適正を示した。

 チームの状況に応じて、先発もリリーフもこなすとなると、チームにとって非常にありがたい存在となるが、2019年は中継ぎで勝負するのか、それとも先発として勝負するのか、はたまたチーム状況に応じて両方をこなす貴重な役割を担うのか、注目だ。

 

③ 5 安田尚憲内野手

・読み仮名:やすだ・ひさのり

・生年月日:99.4.15(19才)

・プロ入り:2018年(2年目)

・投打:右投左打

・出身地:大阪

・2018年の打撃成績:17試合 / 60打席 / OPS.514(出塁率.250・長打率.264)

・「3行」寸評:

 2017年秋のドラフトでは、清宮(現・日本ハム)以上の実力があるとも言われた、期待の若手スラッガー

 ルーキーイヤーの2018年は、OPS.514・K%(三振÷打席)33.3%(リーグ平均は18.9%)とプロの壁にぶち当たったが、その一方で、計1本ながらプロ初本塁打を記録し、BB%(四球÷打席)は11.7%(リーグ平均は8.5%)と、非凡さも見せた。

 先述した通り、チームはリーグ唯一の2桁本塁打(78本)の長打力不足であり、24本塁打の主砲・井上と共に、パワフルな打撃を見せてほしい。

 

④ 31 菅野剛士外野手

・読み仮名:すがの・つよし

・生年月日:93.5.6(25才)

・プロ入り:2018年(2年目)

・投打:右投左打

・出身地:東京

・2018年の打撃成績:53試合 / 161打席 / OPS.581(出塁率.306・長打率.275)

・「3行」寸評:

 甲子園での優勝経験を持ちながら、苦労の果てにプロに辿り着いた、期待の若手外野手。

 2018年はOPSこそ.581で、IsoP長打率-打率).099(リーグ平均は.144)と長打力は乏しかったが、BB%(四球÷打席)12.4%(リーグ平均は8.5%)、さらにはBB/K(四球÷三振)0.74(同0.45)を記録する等、内容は決して悪いものばかりではなく、先述の平沢同様、俊足の左打者という特性を考えると、BABIP(フェアグラウンドに飛んだ打球が安打になった確率).198(リーグ平均は.293)も十分向上の余地がある。

 同じくアマチュア時代に結果を出しながら、指名漏れの屈辱を味わった、藤岡裕大と共に活躍し、ファンに夢と希望を与えてほしい。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回は楽天編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.61)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「楽天編」 - プロ野球FUN

 

 

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