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某プロ野球ファンのプロ野球を楽しむためのブログ!! これを知れば「超」野球通!!「セイバーメトリクス」の紹介や、野球を幅広く楽しめるコンテンツあり!!

(プロ野球を「研究する」編No.1)セイバーメトリクス入門①~「打率」で打者を評価するなんて時代遅れ!? 打者評価で重要な指標はこれだ!!~

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 こんにちは!! 響と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の記念すべき第1弾として、

セイバーメトリクス入門①~『打率』で打者を評価するなんて時代遅れ!? 打者評価で重要な指標はこれだ!!~」

をお送り致します!!

 打者を評価する指標として最も有名で馴染み深い「打率」。実はこの「打率」は、打者を評価する上であまり重要ではないんです!! 驚愕の事実を導きだしたのは、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」。今回は、そのセイバーメトリクスで、打者評価のあり方を探ります。

 

 

<”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリカMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

 

 

<はじめに>

 

 打者を評価する指標と言えば何でしょうか? 多くの人が答えの一つとして「打率」と答えるでしょう。新聞やスポーツ雑誌等の多くの媒体では、打者成績は打率順に並んでおり、野球に詳しくない人でもその多くが、打率という言葉を聞いた事があり、かつ大まかな意味を知っているはずです。ご存知の通り、打率は、「打者がヒットを打てた確率」で、打率の公式は、シンプルに(安打÷打数)です。これは一見すると、打者の評価基準として重要である様に感じます。しかし!! ”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクスによって、この「打率」という指標は、あまり重要ではないという事が明らかになったのです!!

 どういった理論で、「打率」が重要でないと言えるのでしょうか。また、打者評価において重視すべき指標とは、何なのでしょうか。今回はそれを見ていきましょう。

 

 

<点を取る事において重要な事は何かを再考!!>

 

 野球の攻撃の目標は「点を取る事」です。

 では、点を取る事において重要な事は何でしょう?まず最初に、これを再考します。

 

①塁に出る事

←走者が塁上にいた方が、得点できる可能性や、より多くの得点が奪える可能性が高くなるため。

 ②走者を先の塁に進める事

←野球は、走者がホームに還って来る事で、初めて点が取れるスポーツであるため。

 

 この2点が考えられます。この事については、多くの方が納得される思います。

 

 

<この2つの観点から打率を見ると、意外な結果が!?>

 

①塁に出るという観点から見ると・・・

打率はヒットが打てた確率を表します。

←しかし!! 塁に出る方法はヒットだけではない!!

四死球で塁に出る事もできる!!

=打率は、打者の出塁する能力は測れない!!

 

②走者を先の塁に進めるという観点から見ると・・・

打率を求める公式は「安打÷打数」です。

走者の進み方が異なる「単打」も「二塁打」も「三塁打」も「本塁打」も、

全て同じ「安打」として計算されてしまう!!

=打率は、打者の走者を進める能力も測れない!!

 

 

<打率についてまとめると・・・>

 以上の事から、打率は野球の攻撃において重要な2つの能力を、どちらも測る事ができないという事が言えます。

 つまり、チームの得点力アップを目指す上で、打率は重視すべきではない指標であるという事が言えるのです!!

 

 

<打者評価において重視すべき指標とは!?>

 

 点を取る事において重要なのは、「塁に出る事」と「走者を先の塁に進める事」です。これらの能力を測る事ができる指標を考えてみましょう。

 

①塁に出る事←Q、この能力を表す指標は?

A、出塁率{(安打+四死球)÷(打数+四死球犠飛)}

四死球での出塁が評価される!!

=その名の通り、純粋な、打者が出塁できた確率!!

 

②走者を先の塁に進める事←Q、この能力を表す指標は?

A、長打率(塁打※÷打数)

※単打×1+二塁打×2+三塁打×3+本塁打×4

←走者がより先の塁に進む長打を打った方が、数値が上がる!!

=走者を先の塁に進める能力を測る指標として適切!! 

 

 この出塁率長打率こそが、野球の攻撃において重要な能力を測る事ができる指標と言えます。

 

 

<簡単で有用な新指標「OPS」>

 

 そして、出塁率長打率足し合わせた指標として、新たに「OPS」(出塁率長打率)という指標が生み出されました。

 このOPSは計算が簡単な上に、攻撃において重要な2つの能力の合計値を測る事ができる=打者の打撃による貢献度が簡単に測れるのです!!

 そして、「OPSが高いチーム程、チームの得点数が多い」という傾向が強い事も判明し、有用性が認められ、セイバーメトリクスの本場・アメリカでは打者評価において重要な指標として大いに重宝されているのです。

 

 次回は、実際のデータを用いて、OPSの有用性を検証していきたいと思います!!

(プロ野球を「研究する」編No.2)セイバーメトリクス入門②~野球で得点力を上げたいならこれを重視せよ!! "奇跡の打撃指標"「OPS」の有用性を確かめる!!~ - プロ野球FUN(次回の記事)

 

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!