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(プロ野球を「研究する」編No.9)セイバーメトリクス入門⑥~「防御率」まで不適切!? 投手評価は○○と××と△△でせよ!!~

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第9弾として、

セイバーメトリクス入門⑥~『防御率』まで不適切!? 投手評価は○○と××と△△でせよ!!~」

をお送り致します!!

 前回は、投手を評価する指標として、適切な指標は何かという事を探り、「勝敗」は不適切だというお話をしました。今回は、「防御率」について検討していきます。

 

 

<”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリカMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

 

 

<はじめに>

 

 前回は、「勝敗」は、投手を評価する指標として、不適切だという事をお話ししました。

 具体的には、「勝敗」は、味方の援護の多寡に左右され、なおかつ援護は同じ投手でも変動が大きい事から、投手の実力と援護の多さは関係が無く、「勝敗」は、先発投手を評価する指標として不適切であるという事が言えるというお話でした。

 今回は、「防御率」について、検討したいと思います!!

 

 

<投手を評価する指標として「防御率」も不適切!!>

 

 投手を評価する有名な指標として、次に挙げられるのは、やはり「防御率」{(自責点÷投球回数)×9}でしょう。

 

 これは単純で、エラー等投手の責任でない失点を除いた自責点」を、9イニング当たりどれだけ取られたかを示す指標(当然低い方が良い)で、投手の実力が反映される指標だと思われます。

 

 しかし!! この「防御率」も、実はセイバーメトリクスの見地からすれば、投手を評価する指標として、不適切だと考えられているのです!!

 

 なぜなら、投手の自責点の多寡は、投手の実力以外の部分にも大きく左右されるからです。

 例えば、味方の守備力が高ければ被安打は減りますし、守備力が低ければ被安打は増えますよね。また、ポテンヒットが生まれたり、逆に良い当たりが正面を突く等といった、運が絡む部分にも左右されます(当然、この点も味方の守備陣形が絡んでいます)。

 

 整理すると、「フェアグラウンドに飛んだ打球が、安打になるかどうか」は、味方の守備力や運に大きく左右される訳です。

 

 前回もお話しましたが、投手の実力に関係無い部分まで含めて投手を評価すると、

「FAで獲得した投手が、思った程活躍しなかった(トレード前の活躍は、味方の高い守備力や、幸運に恵まれていたためだった!!)」

「前年は、活躍できなかった投手を放出したら、他球団で大活躍した(前年は、不運に見舞われていた)」

等といった事が起き、当然チーム編成で痛い目に合います!!

 

 だからこそ、投手の実力に左右される部分だけで投手を評価すべきですよね。

 

 

<投手評価は○○と××と△△でせよ!!>

 

 これまでの事を振り返ると、投手の実力に左右される部分は、「フェアグラウンドに飛んだ打球」以外の部分、つまり、奪三振」「与四死球」「被本塁打」の多寡という事になります!!

 「奪三振」「与四死球」「被本塁打」の多寡に、当然味方の守備力や、ポテンヒットの様な運は、ほとんど影響しないと考えられますよね。

 

 そこで、「奪三振」「与四死球」「被本塁打」の多寡のみで投手を評価しようという、「DIPS」という考え方が、セイバーメトリクスの世界で生まれたのです!!

 

 ここまで読んできていただいた、野球好きの方の中には、「打たせて取る技術を無視するなんて・・・」「こんな理論滅茶苦茶だ!!」と思う方も多いと思います。

 

 しかし!! 「『フェアグラウンドに飛んだ打球が、安打になるかどうか』は、味方の守備力や運に大きく左右される=投手の実力に依存しない」という事実を、証明するデータがあるのです!! 

 

 次回は、その「秘密のデータ」を絡めながら、「DIPS」の生い立ちについてもお話しいたします。

(プロ野球を「研究する」編No.10)セイバーメトリクス入門⑦~投手評価手法「DIPS」の正しさを証明する「秘密のデータ」とは!?~(次回の記事です。2017/10/24/朝7:00に公開します。)

 

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!