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某プロ野球ファンのプロ野球を楽しむためのブログ!! これを知れば「超」野球通!!「セイバーメトリクス」の紹介や、野球を幅広く楽しめるコンテンツあり!!

(プロ野球を「研究する」編No.14)セイバーメトリクス入門⑩~野球通なら押さえておくべき!! セイバーメトリクスの主な指標を一気に紹介!!「投手・守備・総合指標編」~

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第14弾として、

セイバーメトリクス入門⑩~野球通なら押さえておくべき!! セイバーメトリクスの主な指標を一気に紹介!!『投手・守備・総合指標編』~」

をお送り致します!!

 

  

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリカMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

 

 

<はじめに>

 

 これまで、セイバーメトリクス入門シリーズでは、打者の打撃における貢献度を如実に表すOPSや、運や味方の守備力の要素を排除した投手評価指標であるFIP等の、セイバーメトリクス系の指標を紹介してまいりました。

 しかし、まだまだ沢山セイバーメトリクスの指標はあります!!

 今回も、前回に引き続き、これまで紹介した指標に加え、野球通なら押さえておきたいセイバーメトリクス系の指標を、一気に紹介いたします!!

 今回は、「投手・守備・総合指標編」です!!

 

 

 

<投手編>

 

FIP(公式は、こちらのページを参照ください)

←近年のプロ野球での平均は、3点台後半

 

 味方の守備力や、ポテンヒットの様な運に、左右されない部分のみで、投手を評価できる指標
 「奪三振」「与四死球」「被本塁打」の多寡は、味方の守備力や運に左右されず、投手の実力に左右されると考えられるため、この3つによって、構成されている。
 防御率と同じで、低い方が良い。

 

 防御率の方が、FIPより良い(実力の割に自責点が少ない)場合は、幸運や味方の好守に恵まれた可能性が高く、次の年は、防御率が悪化する可能性が高い

 逆に、防御率の方が、FIPより悪い(実力の割に自責点が多い)場合は、不運や味方の拙守に見舞われた可能性が高く、次の年は、防御率が改善される可能性が高い

 

 基準値は、FIPのリーグ平均=防御率のリーグ平均(そうなる様に作られている)なので、防御率と同じ。
 近年のプロ野球であれば、先発投手は、3.50未満で優秀、2.50未満で一流
 リリーフ投手は、3.00未満で優秀、2.00未満で一流

 

●被BABIP{(被安打-被本塁打)÷(被打数-奪三振-被本塁打+被犠飛)}

←近年のプロ野球での平均は、.300くらい。

 

 投手がフェアグラウンドに打たれた打球が、安打になった確率。
 味方の守備力や、運(ポテンヒットや、良い打球が野手の正面を突く等)に大きく左右される

 

 被BABIPが、リーグ平均より低い場合は、幸運や味方の好守に恵まれた可能性が高く、次シーズンは被BABIPが上昇し、被安打が増加する=防御率が悪化すると予測できる
 逆に、被BABIPが、リーグ平均より高い場合は、不運や味方の拙守に見舞われた可能性が高く、次シーズンは被BABIPが下降し、被安打が減少する=防御率が改善されると予測できる

 


<守備編>

 

●UZR(DELTA社算出のUZRはこちらから)

←同ポジションの平均以上だとプラス平均以下だとマイナス

 

 野手が、リーグ(若しくは球界全体)の平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点防いだかを示す
 これまで守備指標と言えば、失策をしない確率である守備率くらいしか無く、その守備率は、守備範囲の広さ等が加味されないという、非常に大きな欠点があった
 そこで作られた、守備範囲の広さ等を加味した指標の代表格が、UZRである。

 

 飛んだゾーン・打球の強さ・種類(ゴロやフライやライナー等)等によって、分類された打球が、それぞれ対象野手がどれ程処理できたかを調査し、それを基に守備範囲の広さ等を数値化(肩の強さや、併殺奪取能力等も)する事で、値を算出している。

 

 当然、個人でUZRを算出する事は、ほぼ不可能である。
 似た指標として、DRS(守備防御点)が有名である。
 +10で優秀+15で一流

 

 

<総合指標編>

 

●WAR{DELTA社算出のWARはこちら規定打席以上の打者)とこちら規定投球回数以上の投手)から}

←平均的な選手が1年間試合に出ると、2.0くらいになる(DELTA社算出のWARの場合)

 

 平均的な控え選手と比較して、1年間に何勝分の貢献をしたかを示す、セイバーメトリクスの「究極指標」
 OPSをさらに改良した指標や、FIP、UZR等を組み合わせて値が算出される(もちろん、走塁の指標も含まれる)。
 異なるポジションの選手を単純比較する事ができ、投手と野手の比較も可能である。

 

 「何勝分の貢献をしたか」という指標なので、1打席当たり若しくは1イニング当たりの貢献度が同じでも、打席数や投球回数が多い選手の方が、数値が高くなる(貢献度がマイナスの場合は、低くなる)。

 

 なお、同じUZRが+5でも、難易度の高いショートでの+5と、比較的難度の低いファーストでの+5では、貢献度が異なるため、守備位置ごとに補正がかけられている

 

 算出している会社にもよるが、先述のDELTA社算出のWARで言えば、4.0でレギュラーとしても優秀6.0でMVP級

 

 

 

 いかがだったでしょうか!? 「誰にも負けないくらいの『超』野球通になりたい!!」という方は、ぜひ押さえていただきたいですね!!

 

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!