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(プロ野球を「研究する」編No.21)セ・リーグへのDH制導入に大賛成!! パ・リーグの2017年のDH事情はどうか!?「日本ハム・ロッテ編」

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第21弾として、

セ・リーグへのDH制導入に大賛成!! パ・リーグの2017年のDH事情はどうか!?『日本ハム・ロッテ編』

をお送り致します!!

 

 

<はじめに>

 

 セ・リーグへのDH制導入が、現実味を帯びてきました。

 私は、セ・リーグへのDH制導入については「大賛成」であり、その点については、以下の記事で非常に熱く(笑)語っています。 

(プロ野球を「研究する」編No.18)セ・リーグへのDH制導入は大賛成!! 本気でプロ野球を「より魅力的」なものにしよう!! - プロ野球FUN

 

 このシリーズでは、少し冷静になりまして(笑)、前回に引き続き、DH制がすでに導入されている、パ・リーグの2017年のDH事情について、見ていきたいと思います。

 

 

 今回は、「日本ハム・ロッテ編」です。

(前回の、「楽天オリックス」はこちらです)

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリカMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<DHでの先発起用人数が最多となった、日本ハム

 

 一時はロッテと最下位を争う等、まさかの5位に転落した、ディフェンディング・チャンピオンの日本ハム

 昨シーズンのDHのベストナイン・大谷選手と、シーズン中盤まで打率4割を記録していた(規定打席に達した上で)近藤選手の両者が故障した事が影響し、DHでの先発起用人数が、リーグ最多となる11人にも上りました。

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 前々回及び前回も説明しましたが、合計が143試合ではなく、134試合なのは、交流戦18試合の内、半数の9試合ある、セ・リーグ球団主催試合でDHが使えないためです。

 

 ベテランの田中選手(2017年現在37才・1981年生まれ)が19試合DHで起用されたのは、休養や、負担軽減のためと考えられます。

 

 DH解除1試合というのは、当然、大谷選手が投手と打者を両方こなした試合です。

 結局、DHで最多先発出場したのは、その大谷選手でした

 大谷選手の成績は、以下の通りです。

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 231打席ながら、OPSが9割を超え、故障に悩まされながらも、出場した試合内では、球界を代表するスターとして相応しい成績を残しました。

 ただし、BABIP.440(2016年までの通算は、.344)と、あまりにも幸運に恵まれ過ぎました

 

 もし、BABIPが2016年までの通算(.344)と同じであったとすると、安打数は54本、打率は.267、出塁率は.346まで落ちます。

 また、長打率も、二塁打三塁打の数が同じだとしても、.475まで落ちてしまいます。

 しかし、それでもOPSは.822(上記の出塁率長打率は、四捨五入しているため、2つの合計と一致しない)という、優秀な数値が出ます。

 幸運に恵まれていなくても、大谷選手は大谷選手でした。

 

 大谷選手はMLBへの移籍が確実視されていますが、大谷選手が抜ける代わりに、日本中の注目を集めているスラッガー・清宮幸太郎選手が入団します。

 DHでの起用を含めて、清宮選手をどう使っていくのか、はたまた1年目から1軍で起用され続けた大谷選手と違い、2軍で育成していくのか。

 元々育成上手な日本ハムの、2018年の動向から目が離せません。

 

 

<元ソフトバンクのペーニャが救世主となった、ロッテ>

 

 31年ぶりとなる、2年連続Aクラス入りを果たした2016年から一転、パ・リーグ球団では、2009年のオリックス以来8年ぶりとなる、勝率4割未満(.383)を記録し、最下位に転落してしまったロッテ。

 

 ソフトバンクに移籍したデスパイネ選手に代わる大砲として、補強したパラデス選手が、期待通りの活躍をしなかった(OPS.634)ため、当初はDHが固定できませんでした。

 しかし、途中加入の元ソフトバンク他のペーニャ選手が、DHとして日本時代前期の様な素晴らしい打撃を見せたため、シーズン中盤以降DHが固定されました

 DHで先発出場した選手と、その内訳は以下の通りです。

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 結局、チームの「救世主」となった、ペーニャ選手が、DH最多先発出場選手となりました

 そのペーニャ選手の成績は、以下の通りです。

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 252打席ながら、OPS.845は、優勝したソフトバンクのDH・デスパイネ選手の.859と遜色なく、DHとして相応しい成績を残したと言えます

 もし、開幕から出場していれば、デスパイネ選手の穴を、ほぼ完全に埋める事ができたでしょう。

 

 際立つのがやはり長打力で、長打力から打率を引いたIsoPは.269と、デスパイネ選手の.251をも凌ぎます

 

 そして、四球率もかなり優秀で、出塁率から打率を引いたIsoDは、.091をマークしました。

 その結果、低打率ながら、出塁率はリーグ平均の.319を超えるという、ホームランバッターらしい成績になりました

 

 ペーニャ選手の残留は決定的であり、2018年は開幕から活躍する事ができます。

 ロッテファンの方々にとっては、嬉しい限りでしょう。

 

 

<全3回のまとめ>

 

 以上、3回に渡って、パ・リーグの2017年のDH事情について、見てまいりました。

 

 デスパイネ選手が加入したソフトバンクと、ペーニャ選手が途中加入し、シーズン中盤以降はDHが固定されたロッテは、打力に定評がある守備難の選手を使うという、DHの本来の活用法に則った選手起用が行われていました

 

 日本ハムは、2016年同様、「二刀流」の大谷選手を、打者として起用する際に、DHを活用していました。

 DHがなければ、大谷選手は「二刀流」という、負担の大きな仕事をこなす事は、間違いなく不可能だったでしょう。

 また、ベテランの田中選手が19試合DHで起用されたのは、休養や、負担軽減のためと考えられます。

 

 楽天は、故障明けで守備に就けない状態だった茂木選手を、その期間DHで起用しました

 

 DHを固定できたと言えるのがソフトバンクだけで、DHに相応しくない成績の打者も少なくなかったとは言え、この様にDHは様々な形で活用されています

 

 セ・リーグにもDH制が導入されれば、投手の打席という、箸休めの時間が無くなるだけでなく、采配や選手起用の幅も増え、さらに野球が面白くなるはずです

 

 ぜひ、プロ野球の発展のために、セ・リーグへのDH制導入を、実現していただきたいと思います。

 

 

 

 次回の記事もお楽しみに!!

 

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!