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(プロ野球を「研究する」編No.24)祝!! 日本一!! 2017年の福岡ソフトバンクホークスを振り返る!! 日本一の要因は? 課題は?「投手編その1」

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第24弾として、

「祝!! 日本一!! 2017年の福岡ソフトバンクホークスを振り返る!! 日本一の要因は? 課題は?『投手編その1』

をお送り致します!!

 

 

<はじめに>

 

 2017年、4年間で3度目の日本一を達成した福岡ソフトバンクホークス

 4年間で3度の日本一達成は、1990~1992年に日本一3連覇を達成した西武以来となります。

 特に2017年は、1989年の福岡移転後最多で、歴代5位となる94勝を記録、得失点差も3年連続+150以上(2017年は+155)を達成しました。

 まだまだ、黄金期が続きそうなソフトバンク

 このシリーズでは、そのソフトバンクの2017年を振り返ります。

 今回は、「投手編その1」です。

(プロ野球を「研究する」編No.23)祝!! 日本一!! 2017年の福岡ソフトバンクホークスを振り返る!! 日本一の要因は? 課題は?「攻撃編その2」 - プロ野球FUN (前回の記事は、こちらからどうぞ)

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリカMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<投手編その1>

 

 今回は、チーム全体の投手成績を見ていきます。

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 FIPは2位ながら、失点・防御率が1位となっているのは、被BABIPが6球団で最も低かったためです。

 被BABIPが低かったのは、野手陣の守備面での奮闘が要因で、チームのUZRは、リーグ2位でした。

 

 特筆すべき点は、やはりサファテ・岩嵜両投手擁する、救援陣の奮闘でしょう。

 救援防御率2.78は、リーグ唯一の2点台で、2位(日本ハムの3.11)を大きく突き放してのトップでした。

 

 投球内容に着目すると、K/9(9回当たりの奪三振数=奪三振も、リーグトップで、50イニング以上投げた10投手の内、半数近い4投手が、投球回数以上の奪三振を奪いました(バンデンハーク・千賀・サファテ・石川各投手)。

 

 HR/9(9回当たりの被本塁打数)が平均より少し悪かったのは、本拠地ヤフオクドームが、ホームランテラスの影響で、本塁打が出やすい球場になっているためで、BB/9(9回当たりの与四球数)にも影響を及ぼしていると考えられます。

 それでも、それを打ち消す程の奪三振を奪い、FIPを2位にまで押し上げたのは、流石と言わざるをえません

 

 

 課題として挙げられるのは、選手の成績よりも、首脳陣の救援陣の酷使でしょう。

 

 前半戦は首位を独走しながら、優勝を逃した2016年は、6月にマジックが点灯しそうになる程、前半戦は勝利を積み上げた分、救援陣を酷使し過ぎた影響で、シーズン終盤に救援陣が崩壊し、優勝を逃してしまいました

 2016年のオールスター明けのデータを見ると、日本ハムは60試合で、救援陣は4敗、8月21日以降は無敗だったのに対し、ソフトバンクは同じく60試合で、救援陣は10敗を喫しました。

 

 2017年も、サファテ投手がセーブの日本記録を8も更新する等、相変わらず救援陣が酷使され、サファテ投手が首脳陣と先発投手陣に、救援陣を代表して苦言を呈す程でした

 

 実際は、ソフトバンクの先発投手の成績は優秀で、先発防御率3.46は2位だったにもかかわらず、救援投手の投球回数は、2位・西武(444回2/3)と、僅差で3位(443回)となっています

 1位は日本ハム(464回1/3)で、先発防御率がリーグワーストの4.21となっており、リーグ2位の防御率を誇る、救援陣の酷使は致し方ないと言え、僅差でソフトバンクを上回った西武も、先発防御率が3.64(3位)と、先発投手の成績がソフトバンクより下でした。

 

 サファテ投手の首脳陣に向けた、「先発投手をもっと信じてイニングを投げさせるのも1つ」という提言は、正論中の正論で、もう少し先発に長い回を投げさせるべきでした。

 

 1戦必勝の短期決戦や、勝負所のシーズン終盤なら、リリーフの酷使は仕方ないにせよ、ペナントレースは143試合もあります。その143試合全てに勝つ必要は無く、最終的には優勝すれば良い訳ですから、長い長いシーズンを戦っていく上で、先発を引きずって負けた試合を多少つくってでも、リリーフの体を守る事は、必要であるはずです。それをしないと、リリーフの崩壊という、大きな損害が出てしまい、優勝すら逃してしまいます

 

 ソフトバンクは、救援陣を酷使し、確かに2017年は94勝という結果が出ました。しかし、2016年の様に、救援陣がシーズン途中で崩壊していた可能性も、十分にありました。2017年は、運良く80勝以上のチームがソフトバンクだけで、どちらにせよ、優勝できていたかも知れませんが、もし、救援陣が崩壊し、87勝した2016年の日本ハムの様な、強敵が現れていたら・・・また、悪夢が起きていたかも知れません

 2018年は、サファテ投手の苦言が受け入れられるかどうか、注目です。

 

 

 

 次回は、「投手編その2」をお送りいたします。

(プロ野球を「研究する」編No.25)祝!! 日本一!! 2017年の福岡ソフトバンクホークスを振り返る!! 日本一の要因は? 課題は?「投手編その2」 - プロ野球FUN(次回の記事です)

 

 

 

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