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(プロ野球を「研究する」編No.32)セイバーメトリクス派に朗報!! UZRを算出しているDELTA(デルタ)社の「規定守備イニング」数が判明!!

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第32弾として、

セイバーメトリクス派に朗報!! UZRを算出しているDELTA(デルタ)社の『規定守備イニング』数が判明!!

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリカMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

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<UZRを算出しているDELTA(デルタ)社の「規定守備イニング」数が判明!!>

 

 まず、夜遅くにもかかわらず、私の問い合わせに即日ご回答いただいたDELTA社様に、大変感謝申し上げます。ありがとうございました

 

 セイバーメトリクス派の皆様に「朗報」です!!

 セイバーメトリクス派に大人気のサイト「1.02 - Essence of Baseball」(DELTA社様主宰)の項目・Fielding Statsの、「規定守備イニング」のイニング数が判明しました!!

 当ブログでも、こちらのサイト様は、UZRやWARのデータの引用の際、度々登場しています。

 

 DELTA社様が設定している、「規定守備イニング」数は、

所属チームの投球回数の『1/2』

です!!(DELTA社様への問い合わせに対するご回答より)

 

 つまり、

所属チームが守備を行ったイニング数の『1/2』

という事ですね。

 

 これで、UZRを見る時のモヤモヤが解消されます!!(UZRはこちらのページ等からご覧になれます

 私の探し方が悪かったためか、サイト内をくまなく探しても、「規定守備イニング」数が分からず、少しモヤモヤしていました。

 少なくとも、UZRが掲載されているFielding Statsの項目には、「規定守備イニング」に関する説明がない様で、私と同じ様に、モヤモヤしていた方も多かったのではないでしょうか。

 規定守備イニング数が分からないのに、他の人に「西武・源田選手のUZRは、『規定守備イニング』に到達したショートの中でトップ!!」等とは言い辛いですもんね(笑)

 

 今回は、サイトの問い合わせフォームから質問させていただきましたが、DELTA社様から直接ご回答がいただけて、本当に良かったです!! DELTA社様、夜遅くにもかかわらず、即日回答していただき、誠にありがとうございました!!

 

 

<「1/2」という数字について>

 

 さて、「1/2」という数字ですが、恐らくゴールデングラブの選考対象者の絞り方を基にしていると考えられます。

 ただし、ゴールデングラブの選考対象者は、以下の様になっています(守備イニングが、所属チームの投球回数の1/2に到達する事が、現代野球では有り得ない投手は省略)。

 

・捕手:チーム「試合数」の1/2以上捕手として出場している選手

内野手:チーム「試合数」の1/2以上1つのポジションの守備に就いている選手

・外野手:チーム「試合数」の1/2以上外野手として出場している選手

 

 ご覧の通り、イニング数ではなく、「試合数」が基準になっているのです。

 

 出場試合数が多い選手でも、先発出場が少なく、途中出場が多ければ、守備に就く機会が少なくなるため、試合数を基準にすると、あまり守備に就いていない選手が、ゴールデングラブに選ばれてしまう恐れがあります。守備に就く機会が少なかった選手は、守備面でのチーム貢献度は当然限られてきます。

 やはり、ゴールデングラブ等の、守備の賞の選考対象者を絞る際には、DELTA社様の様に、イニング数を基準にした方が、はるかに合理的です

 ゴールデングラブの対象者は、イニング数を基準に絞るべきでしょう

 

 他にも、ゴールデングラブには、外野手を3ポジション分けずに、「外野手」として一括で3人選んでいるという問題点があります

 本来、外野の3ポジションは守備負担・難易度・特性が異なり、異なるポジションととらえるべきです。

 

 また、外野手3人ひとくくりで選んでいる現状では、左翼手はいくら頑張ってもゴールデングラブに選ばれる事がほとんどなく、2017年現在、両リーグ合わせても、何と11年に渡って左翼手ゴールデングラブに選ばれていません{2006年に日本ハム(当時)・森本稀哲選手が選ばれたのが最後(ただし、この年の外野手は、全員日本ハムの選手だった)}。

 逆に、中堅手右翼手ゴールデングラブに選ばれやすく(特に中堅手)、簡単に賞を獲得できてしまいます

 

 アメリカでは、監督・コーチ投票のゴールドグラブも、セイバーメトリクスの研究者が選ぶ「フィールディング・バイブル・アワード」も、外野手は左翼手中堅手右翼手に分けて選出しており、これに倣うべきでしょう

 

 また、こちらの記事でも書きましたが、DELTA社様が、「フィールディング・バイブル・アワード」の様な、選手の守備が正しく評価される、セイバーメトリクスの研究者が選ぶ守備の賞「1.02 FIELDING AWARDSを、せっかく実施しているのですから(2016年より)、スポーツ記者の方は、もっとこちらの様な賞を取り上げて頂きたいものです

 なお、「1.02 FIELDING AWARDS」の、2017年の結果はこちらから、2016年の結果はこちらからご覧になれます。

 

※追記及び訂正(2017年12月26日)

 記事の一部に誤った情報があったため、記事の後半部分を大幅に変更しています。

 記事内容の変更前の後半部分の内容は、以下の様なものでした。

 

・日本の守備の賞の改善点

ゴールデングラブの対象者の絞り方の基準を、試合数からイニング数に変える

ゴールデングラブで、外野手を左翼手中堅手右翼手に分けて選出する

アメリカのフィールディング・バイブル・アワードの様な、セイバーメトリクスの研究者が選ぶ賞をつくる

 

 問題はの項目で、私は「フィールディング・バイブル・アワード」は、MLB表彰の正式な賞だと思っていましたが、実はそうではなく、「フィールディング・バイブル・アワード」は、アメリカの分析会社が実施している賞でした

 先述した通り、NPB表彰の正式な賞でなければ、セイバーメトリクスの研究者が選考する守備の賞は日本にもあります(DELTA社様の「1.02 FIELDING AWARDS」)

 アメリカでは、日本よりも選手の守備が正当に評価されていると言えるのは、この賞が、多くのメディアで取り上げられ、賞の注目度が高いためです(この賞の名が所々で登場するMLBの選手名鑑もあります。フィールディング・バイブル・アワードに関するお話は、こちらのページを参照下さい)。

 以上の点を持ちまして、当記事の後半部分を、以下の通りに変更させていただきました。

 

・日本の守備の賞の改善点

ゴールデングラブの対象者の絞り方の基準を、試合数からイニング数に変える

ゴールデングラブで、外野手を左翼手中堅手右翼手に分けて選出する

・日本のスポーツ記者への提言

 DELTA社様の「1.02 FIELDING AWARDS」の様な、セイバーメトリクスの研究者が選ぶ賞を、注目度が上がる様に、積極的に取り上げてほしい。

 

 誤った情報を読者の皆様にお届けし、DELTA社様にもご迷惑をお掛けした事を、お詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

 以後、読者の皆様に正しい情報がお届けできる様、より一層努力致します。 

 

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!