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(番外編No.9)丸佳浩の巨人移籍に思う事「その3」

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丸佳浩の巨人移籍に思う事「その3」

 

 

<はじめに>

 

 2018年11月30日、球界を代表する強打者・広島の丸佳浩外野手が、FAで巨人に移籍しました。丸選手は選球眼が良くて出塁率が非常に高く(2018年は最高出塁率)、長打力もある選手なので、大好きな選手の1人です。私はソフトバンクファンなので、ソフトバンクは獲得に動きませんでしたが、個人的にはソフトバンクに来てほしいと思っていました(笑)。

 そんな丸選手の移籍に関してですが、様々な意見が出ています。

 今回も、その丸選手の移籍に関して、私が思った事を書いていきたいと思います。

 前回記事は、以下のページからご覧ください。

(番外編No.8)丸佳浩の巨人移籍に思う事「その2」 - プロ野球FUN

 

 

<追い込まれる低収入球団>

 

 前回前々回の記事に渡って、ファンを粗末にしているのと一緒なので、「補強しないチーム」が一番ダメなチームだというお話をしてきました。

 そして、お金の無いチームは経営努力をして、補強できるだけのお金をつくるべきだといったお話もしました。

 

 しかし、近年の球団移転や新設により、九州・北海道・東北等の元々空白地だった地域が埋まり、ソフトバンク日本ハム楽天の様なやり方(空白地に本拠地を置き、球団経営の「王道」の地域密着型のファンサービスを展開するやり方)ができなくなってきました。

 しかも、一流選手は他球団だけでなく、メジャーリーグにも移籍する様になり、資金力の無い球団はますます追い込まれています。

 

 

<資金力の無い球団にとって、メジャーの球団の補強は理想的>

 

 では、資金力の無い球団は、どう補強を展開して行けば良いのでしょうか。

 

 そこで紹介したいのが、メジャーリーグの球団の手法です。

 私は、メジャーの球団の補強は、とても理想的だと考えています。

 

 「何でもかんでもアメリカの真似をすれば良いってもんではない!!」と思われる方もいるかも知れませんが(笑)、他の組織の良い部分はしっかり学び、積極的に取り入れなくてはなりません。組織を進化させていくためには当然の事です。

 

 では、メジャーの球団の補強のどこが理想的なのかと言うと、「勝負に出る時(シーズン)に積極的に補強をする」という部分です。

 

 どんなチームにも低迷期があります。過去5年で4度の日本一に輝いたソフトバンクですら、2008年は最下位でしたし、もっと遡れば、1978年~1997年に、20年連続Bクラスというプロ野球記録すら記録しています。

 

 私は、そんな低迷期には、補強を行うのではなく、逆に補強を控え、選手を育成するのがベストだと考えています。

 

 当然、「弱いチームなんか見たくない!!」と思う方も多いとは思いますが、そもそも焼け野原状態のチームを一気に改善するのは不可能です。そして、補強をするにも、予算に限度があり、「良い選手がいないので、ほぼ全ポジションを補強した選手で埋める」等は当然不可能です(大赤字覚悟ならできますが)。

 

 低迷期は、ドラフトで良い選手を狙うのを含め、まずは生え抜きの選手をじっくり育てていき、地盤をつくるというのがベストでしょう。同時に、いざという時のために、資金を貯め込んでいく(使わない様にする)べきでしょう。

 

 そして、戦力が整い始め、優勝や日本一を狙えるようになった時に、貯め込んだ資金を生かし(若しくは、親会社に今まで出さなかった分を出してもらう)、チームの弱点を適切に補強し、同時に選手の流出も防ぎ、万全の態勢でペナントレースに挑むというのが理想的ではないでしょうか。

 

 そうすれば、せっかく生え抜きが育って戦力が整い、優勝が狙えるようになってきたのに、過去に大金をはたいて補強した選手が衰えてきて、しかも良い選手を獲る資金が無いといった、チグハグな球団経営を防ぐ事ができます

 

 逆に、良い選手を大金をはたいて獲ったのに、優勝できなかったとなると、球団が批判されるのは必至ですから、「勝負できるぞ」という時に補強を展開するのが良いはずです。

 

 そして、このやり方であれば、当然お金の無い球団でも行う事ができ、しかも毎年優勝や日本一を達成するのは無理だとしても、数年に一度の優勝や日本一なら達成できそうです。

 

 プロ野球では、多くの球団が「十数年」または「数十年」の単位で、優勝や日本一を逃し続けた経験を持っています(2018年に日本一になったソフトバンクの1999年の福岡移転後初優勝は、26年ぶりの優勝、同初の日本一は35年ぶりの日本一だったし、2018年にセ・リーグを制した広島が、最後に日本一になったのは1984)。

 それを考えると、数年に一度優勝や日本一を達成する事ができれば、十分とも言えるでしょうし、ファンも一定の満足感を得られるでしょう。

 

 もちろん、このやり方にはデメリットもあります。

 しかし、資金力の無い球団が、「十数年や数十年の単位で優勝や日本一を逃す」といった事を防ぐには効果的です。

 

 

 <まとめ>

 

・資金力の無い球団の補強は、戦力が整い、「ここぞ‼」というシーズンの前に行うべき。

・焼け野原状態のチームを一気に改善するのは不可能。低迷期は生え抜きの選手を育て、しっかり地盤をつくるべき。

・低迷期は選手を育てながら資金を蓄え、戦力が整い、優勝や日本一を狙う時に補強を展開し、万全の態勢で優勝や日本一を狙うのが理想。

・多くの球団に、十数年や数十年単位で優勝や日本一を逃している過去がある。資金力の無い球団なら、数年に一度優勝や日本一を達成できれば十分‼

 

 

 当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました‼