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(番外編No.10)丸佳浩の巨人移籍に思う事「その4」

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丸佳浩の巨人移籍に思う事「その4」

 

 

<はじめに>

 

 2018年11月30日、球界を代表する強打者・広島の丸佳浩外野手が、FAで巨人に移籍しました。丸選手は選球眼が良くて出塁率が非常に高く(2018年は最高出塁率)、長打力もある選手なので、大好きな選手の1人です。私はソフトバンクファンなので、ソフトバンクは獲得に動きませんでしたが、個人的にはソフトバンクに来てほしいと思っていました(笑)。

 そんな丸選手の移籍に関してですが、様々な意見が出ています。

 今回も、その丸選手の移籍に関して、私が思った事を書いていきたいと思います。

 前回記事は、以下のページからご覧ください。 

(番外編No.9)丸佳浩の巨人移籍に思う事「その3」 - プロ野球FUN

 

 

<丸の流出は、絶対に阻止すべきだった>

 

 これまでは、球団の補強に対する姿勢についてお話ししてきましたが、今回は、丸選手の移籍自体について書きたいと思います。

 

 私は、カープは丸選手の流出は、絶対に阻止すべきだったと考えています。

 

 「若手選手が育っているから大丈夫」という意見もありますが、丸選手の穴を埋めるのは、簡単ではありません。

 

 

<簡単には埋まらない丸の穴>

 

 丸選手は、過去3年(2016~2018年)全てWAR(平均的な控え選手と比較して、チームに何勝分の貢献をしたかを示す指標)6.0以上を達成しています(6.0以上でMVP級と言われている)。

 特に2017年は両リーグトップとなる8.9を記録し、2018年もヤクルト山田選手、巨人菅野選手に次いでセ3位となる7.1を記録しています(順位は規定打席・投球回数以上)。

 

 広島の他の野手(規定打席以上)の2018年のWARと比較すると、貢献度の高さは一目瞭然です。

 

・丸7.1

・鈴木5.6

・田中3.4

・菊池2.8

・野間1.2

・松山1.2

 

 田中選手は高い四球率と出塁率が武器なのですが、長打力に欠け、OPS出塁率+長打率)はセ規定打席到達者31人中22位の.745と、打撃面は丸選手や鈴木選手と大きな差があります。

 守備も2018年はUZR(守備でチームの失点を何点減らしたかを示す指標)2.2、2017年は-0.9と、平均的で、名手の巨人坂本選手(2年連続10以上)等と開きがあります。

 

 菊池選手は2016年にWAR7.1を記録していますが、今後このWARを再現するのは厳しいかも知れません。

 打撃面は、元々四球が極端に少ない割に三振が多く、長打力も特筆する程ではないため、あまり期待できません(2016年こそOPS.790を記録したが、2017年はリーグワースト6位の.716、2018年は同ワースト2位の.656だった)。

 そして、2016年はUZR17.3を記録した、菊池選手最大の武器・守備ですが、怪我の影響で2018年はUZR9.8、2017年は3.2と、プラスではありますが、やや陰りを見せています。

 

 野間選手は外野の3ポジションを守り、UZR計-2.1と、俊足を活かしきれていません。

 打撃の方も長打力不足で、OPSはセ規定打席到達者31人中23位の.736で、四球と三振の比率を示すBB/K(四球÷三振)も0.43(リーグ平均は0.46)と、内容も低調でした。

 

 松山選手は、自慢の打撃こそOPS.834を記録しましたが、難易度が比較的低い一塁と左翼を守って、UZR計-6.6と、守備で大きなマイナスをつくってしまいました。

 

 

<広島カープは「日本一から最も遠ざかっているチーム」>

 

 広島が最後に日本一になったのは、1984年までさかのぼり、34年連続で日本一を逃しており、「12球団一日本一から遠ざかっているチーム」となっています。

 プロ野球は12球団あるので、平均して12年に1度日本一になる計算ですが、ほぼその3倍の期間日本一を逃し続けています。

 

 しかも、リーグ3連覇を達成していて、3度も日本一のチャンスがありながら、日本一を逃しているのですから、ファンの方は、ヤキモキしてしょうがないはずです(私の友人で、カープのファンの方も、日本一を逃した事を、3年連続で嘆き悲しんでいましたし、2016年の日本シリーズ終戦で、カープが大量ビハインドとなった際、号泣しているカープファンの方もいたそうです)。

 

 「2019年こそは…」という中で、簡単には埋められない重要なピースの流出だけは、絶対に阻止すべきでした。

 

 当然、資金面で言えば、広島は決して資金力の恵まれた球団ではないため(マツダは親会社ではないため、赤字補填もしない)、「巨人の巨額の契約に対抗すれば、これからも選手に手厚くしないと、不平等になってしまう。カープは資金力的にそれができないので、丸選手に巨額の資金は出せない」という意見もあると思います。

 

 しかし、過去3年広島は喜びと共に悔しい思いも経験しました。そして、ファンも「2019年こそは日本一」となっているはずです。

 だからこそ、丸選手の流出は、絶対に阻止すべきだったと思います。

 前回記事でも、資金力の無いチームでも、勝負に出る時はしっかり補強をしたり、選手の流出を防ぐべきだと述べています。

 

 資金力格差の問題もありますが、それらと上手く付き合いながら、各球団はファンを悲しませない球団経営をしていただきたいと願います。

 

 

<データを参照したサイト様>

 

1.02 - Essence of Baseball | DELTA Inc.

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