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(プロ野球を「研究する」編No.41)2018年の西武の最強打線「山賊打線」を振り返る~ソフトバンク打線と比較しながら~(チーム全体編)

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第41弾として、

「2018年の西武の最強打線『山賊打線』を振り返る~ソフトバンク打線と比較しながら~(チーム全体編)

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

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<西武優勝の原動力となった「山賊打線」>

 

 まず最初に述べておきますが、タイトルがソフトバンクに喧嘩を売っている様にも見えますが(笑)、全くそんなつもりはありません(笑)。

 私はあくまでもホークスファンであり、対象が贔屓のチームであっても、他チームと同じ様に、改善すべき点は指摘し、称賛すべきところは称賛するという立場を取っています(それが公平だと思いますので)。

 

 では本題に移ります(笑)。日本シリーズ出場こそ果たせなったものの、10年ぶりのリーグ優勝を果たした埼玉西武ライオンズ。その原動力となったのが、チーム得点数両リーグトップを記録した、「山賊打線」と呼ばれた打線です。

 

 2018年の西武は、1試合あたり5.54得点(143試合で792得点)を記録しましたが、これはプロ野球の過去10年・全120チームの中で、最高記録となります。

 また、得点数パ・リーグ2位のソフトバンク(685得点)には、何と100得点以上の差を付けました。

 

 そんな2018年の西武打線「山賊打線」ですが、具体的にチーム成績を振り返ってみましょう(赤字がリーグトップ、青字がリーグワースト)。

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OPS出塁率長打率)・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

BB/K(四球÷三振)・・・三振に対する四球の割合。数値が高い方が、三振に対して四球が多いという事なので、好ましい。

 

 ご覧の通り、ほぼ全ての部門で1位となっています。

 

 意外なのが、本塁打が1位でないという点でしょうか(1位はソフトバンク)。

 本塁打王の山川選手(47本塁打)を筆頭に、浅村選手(32本塁打)、中村選手(28本塁打)、秋山選手(24本塁打)等が本塁打を量産しましたが、ソフトバンクも柳田選手(36本塁打)や松田選手(32本塁打)、デスパイネ選手(29本塁打)等の大砲をはじめ、上林選手(22本塁打)、中村選手(14本塁打)、今宮選手(11本塁打)等が奮闘しました。

 

 長打率こそ西武が少し上でしたが、際立ったのは出塁力です。

 ソフトバンクより158個も多い四球を選んで走者を出しまくり、出塁率は両リーグ唯一の.350超えを達成しました。それでいて、長打も打てたのですから、得点が入らない訳がありません。

 

 ソフトバンク出塁率は、リーグ平均と殆ど変わらない.326で、西武(.352)とは26ポイントもの差を付けられてしまいました。長打が出ても、還って来る走者が少ない・いないという状況が多かったはずです。

 

 そして、西武は三振数がリーグワースト(最も三振が多かった)となっており、チームの弱点の様に見えますが、その分本塁打を多く放っていますし、先述した通り、四球も多く選んでいます。

 三振に対する四球の割合を示すBB/Kは、許容範囲どころかリーグ2位とむしろ優秀で、高い長打力と合わせ、理想的で完成度の高い打撃をしていたと言えるでしょう。

 

 一方、ソフトバンクのBB/Kはリーグ平均以下で、本塁打を量産する一方で粗さが目立ったという、西武とはある意味対照的な打撃をしていました。

 

 また、ソフトバンクは、三振が少ない方から2番目(999個)だった事から、戦術的には早打ちだったと考えられますが、「三振を減らすための早打ち」というのは、以下の記事の内容の通り、四球が減って出塁率が下がるため、非効率です。

(プロ野球を「研究する」編No.31)打者の四球と三振の比率を見るBB/K - プロ野球FUN(今回また新たに記事の内容を書き換えています。)

(プロ野球を「研究する」編No.54)三振を減らしても、チームの得点は増えない!? 各打撃指標の得点相関を見る - プロ野球FUN(よろしければ、こちらもどうぞ。)

 

 

 次回は、西武打線を個人成績から分析していきます。

(プロ野球を「研究する」編No.42)2018年の西武の最強打線「山賊打線」を振り返る~ソフトバンク打線と比較しながら~(個人編) - プロ野球FUN(次回の記事です。)

 

 

 当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!