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(番外編No.11)「レギュラークラスが誰もいない」という問題にどう立ち向かうべきか

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「レギュラークラスが誰もいない」という問題にどう立ち向かうべきか

 

 

<はじめに>

 

 「平均的な控え選手と比較してチームに何勝分の貢献をしたか」を示す、セイバーメトリクスの究極指標・WAR

 プラスマイナス0であれば、平均的な控え選手と同レベル、マイナスであれば平均的な控え選手未満のレベル(言ってしまえば2軍レベル)という事になります。

 

 しかし、WARプラスマイナス0の基準はあくまでも「平均的な」控え選手であり、球団によって選手のレベルや選手層は異なるため、球団によっては、あるポジションはWAR0.0以上を記録できる選手がいない=控えレベル以下の選手しかいないという事も起こり得ます。

 そんな状況のポジションがあれば、当然チームの弱点になり、チームの足を引っ張る事となります。

 

 もちろん、そういった状況を作り出す事自体が問題で、まずは過去のトレードやドラフト、選手の育成法、選手の健康管理法を見直す必要があります。

 

 そして、とりあえず誰かをレギュラーで使っておくというのも問題です。

 選手の育成のためなら、多少我慢して選手を使う事も必要です。

 しかし、育つ見込みが無い選手(いくら使っても結果が出ない選手や、ベテランで下り坂の選手)をレギュラーで使い続けるのも不合理です。ずっとそのポジションは弱点のままです。

 

 そして、実力の無い選手をレギュラーで使い続ければ、間違いなく他の選手やファンから不満が出ます(以下の記事の様に、そういった事をしているチームは、現実として存在します)。

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 では、そういった「レギュラークラスが誰もいない」という問題に、各球団はどう立ち向かうべきでしょうか。

 今回は、この問題について考えていきます。

 

 

<①補強を行う>

 

 先述した通り、まずはトレードやドラフトを見直すという事で、補強を行うというのがベストでしょう。チームの弱点を補強するというのは、当たり前の事です。 

 

 

<②選手層が厚いポジションから選手をコンバートする>

 

 選手層が厚いポジションから選手をコンバートすれば、弱点が克服できる上に、控えに回っている優秀な選手を起用できるので、一石二鳥です。

 もちろん、コンバートした選手が、他の守備ポジションに適応できるかどうかの問題がありますが、実力の無い選手を試合に出すよりは、マシになる事が多いはずです(守備も打撃も優秀でない選手よりは、打撃だけでも優秀な選手を起用した方が、当然マシ。)。

 

 

<③調子の良い選手を使ったり、選手を使い分ける>

 

 どんな選手でも、好不調の波はあります。どんなに優秀な選手でも結果が出ない時もありますし、実力の無い選手が一時的に結果を出すという事もあります。

 ですので、選手の調子の波を見極めながら、調子の良い選手を使うというやり方も考えられます。

 

 また、「右投手が苦手」「左打者が得意」等といった、選手の特性で使い分けるというのも良いでしょう。

 

 

<④競争を促す>

 

 先述した通り、選手の育成のためには、多少我慢して使う事も必要ですが、実力の無い選手をずっとレギュラーで使い続ければ、間違いなく他の選手やファンから不満が出ます。

 

 ですので、実力の無い選手ばかりで、レギュラークラスがいないなら、それならそれで選手に平等にチャンスを与えながら、選手を育成していくというのがベストでしょう。

 その選手達の中で、実力を付けた選手を、レギュラーで起用すべきでしょう。

 選手に平等にチャンスを与えれば、選手もやる気を出し、チームの競争が激化し、チームが活性化します。

 

 逆に、実力の無い選手をずっとレギュラーで使い続ければ、その選手は、自分はずっと使ってくれると安心してしまい、危機感も持たなくなってしまうでしょう。その選手のためにもなりません。

 

 

<おわりに>

 

 WAR0.0以上の成績が残せる選手=レギュラークラスの選手がいなくても、以上の様にやりようはいくらでもあります。

 2017年にワーストナインの記事を書きましたが、この記事で挙げた様な、「実力の無い選手を、とりあえずレギュラーで使っておく」というのだけは避けて欲しいものです。

 

 

 当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました‼