プロ野球FUN

某プロ野球ファンのプロ野球を楽しむためのブログ!! これを知れば「超」野球通!!「セイバーメトリクス」の紹介や、野球を幅広く楽しめるコンテンツあり!!

(プロ野球を「研究する」編No.48)フライボール・レボリューションへの対策を考える「外野守備編」

(ホーム)当ブログについて - プロ野球FUN

 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第48弾として、

「フライボール・レボリューションへの対策を考える『外野守備編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<はじめに>

 

 巷で話題となっている新しい野球理論フライボール・レボリューション

 先日の記事(以下リンク)で、そのフライボール・レボリューションの解説をしました。

(プロ野球を「研究する」編No.45)話題の「フライボール・レボリューション」の正体とは!? - プロ野球FUN

 実際に、セイバーメトリクスの本場・MLBでは、フライボール・レボリューションが業界を席巻するまでに至っています。

 

 では、このフライボール・レボリューションを上手く活用しているチームや選手に対し、対戦相手のチームは、どの様な対策を取れば良いでしょうか。

 このシリーズでは、その「フライボール・レボリューションへの対策」を考えてみたいと思います。

 今回は「外野守備編」です。

 

 

<外野守備編:後退守備を敷く>

 

 これは非常にありきたりの理論にも感じますが、日本の野球界では、一般的に「上手い外野手は前を守る」と言われて来た様に、外野手は前を守るのが良いとされています。

 

 やはり、相手打者が長打力があるのであれば、外野後方に打球が飛ぶ確率が高いため、後ろを守った方が良いでしょう。

 柵を越えられればどうしようもありませんが、柵を越えなかった打球は、アウトにできる確率が高くなります。

 もちろん、外野前方の打球が取りにくくなりますが、前方の打球は地面に落ちても、ほとんどがシングルヒットにしかなりません。

 逆に長打力がある打者相手に前進守備を取って、まんまと外野後方に打球を飛ばされれば、当然二塁打三塁打といった長打になってしまいます。

 

 以下のデータで見ると、やはり後方の打球に強くないソフトバンク・柳田選手より、後方の打球に強い日本ハム(当時・現巨人)陽選手の方が、チームの失点を減らせている事が分かります。

守備範囲をビジュアル化してわかること ~鳥谷の変化、今宮と安達~ | Baseball LAB[ベースボールラボ]プロ野球×データ(「外野手でゴールデングラブ賞を獲得した日本ハム・陽とソフトバンク・柳田」の項目を参照)

 

 後方の打球は、二塁打三塁打といった長打になるため、捕球できなかった時の損失は大きいです。

 その分、捕球できれば、それだけ大きな利得を得られます。

 逆に、前方の打球はシングルヒットに収まる事が多く、捕球できなくても損失が小さいため、その分捕球できた時の利得も小さいです。

 

 つまり、外野手は、前の打球を1つ多く捕るよりも、後ろの打球を1つ多く捕った方が、チームの失点を減らせます。

 本塁打等の長打を狙って来る様な打者やチーム相手なら、なおさら後方が重要になるでしょう。

 

 この後退守備がどれ程効果を発揮するのか、若しくは、外野守備は対策においてそれ程重要ではないのか、今後のデータ研究に期待したいところです。

 

 なお、私が調べた限りでは、セイバーメトリクスの本場・MLBでも、外野守備面での対策は、選手の守備力を測るUZR等の指標を活用する以外では、取られていない様です(ご存知の方がいらっしゃいましたら、コメントいただけると幸いです)。

 先述した通り、フライボール・レボリューション対策において、外野守備はそれ程重要ではないと考えられているのか、それとも既に重要ではないと判明しているのかも知れません。

 若しくは、表立って取り上げられていないだけで、やはり外野手の守備位置は、年々後ろに後退しているのかも知れません。

 

 そういった部分を含め、外野守備面での対策やその研究・情報に注目したいところです。

 

 

 次回は、「内野守備編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.49)フライボール・レボリューションへの対策を考える「内野守備編」 - プロ野球FUN(次回の記事です。)

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!