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某プロ野球ファンのプロ野球を楽しむためのブログ!! これを知れば「超」野球通!!「セイバーメトリクス」の紹介や、野球を幅広く楽しめるコンテンツあり!!

(プロ野球を「研究する」編No.50)フライボール・レボリューションへの対策を考える「投球編」

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第50弾として、

「フライボール・レボリューションへの対策を考える『投球編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

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<はじめに>

 

 巷で話題となっている新しい野球理論フライボール・レボリューション

 先日の記事(以下リンク)で、そのフライボール・レボリューションの解説をしました。

(プロ野球を「研究する」編No.45)話題の「フライボール・レボリューション」の正体とは!? - プロ野球FUN

 実際に、セイバーメトリクスの本場・MLBでは、フライボール・レボリューションが業界を席巻するまでに至っています。

 

 では、このフライボール・レボリューションを上手く活用しているチームや選手に対し、対戦相手のチームは、どの様な対策を取れば良いでしょうか。

 このシリーズでは、その「フライボール・レボリューションへの対策」を考えてみたいと思います。

 今回は「投球編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.49)フライボール・レボリューションへの対策を考える「内野守備編」 - プロ野球FUN(前回の「内野守備編」はこちらからどうぞ。)

 

 

<投球編:すでに登場している「カーブ・レボリューション」>

 

 実は、投手の投球面では、すでに対策が取られています。

 それは「カーブを増やす」という対策です。

 

 カーブは「最も本塁打になりにくい球種」であるため、フライボール・レボリューションにとても有効な対策だと言えます。

 

 以下の表は、2017年の日本のプロ野球NPB)の球種別の投球データです(データは日本スポーツ企画出版社2018年のSluggerの選手名鑑の6ページより)。

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※「被本塁打/投球割合」のみ当ブログで算出したもの。被本塁打は、絶対数しか掲載されていなかった。

 

 参照したデータには、被本塁打は絶対数しか掲載されていなかったため、被本塁打を投球割合(%)で割ってみました。

 すると、やはりカーブが「最も本塁打になりにくい球種」である事が分かります。

 カーブを多投する事は、フライボール・レボリューション対策として有効だと言えます。

 

 こちらの記事でも、セイバーメトリクスの活用に長けた、ルーノーGM擁するMLBアストロズが、カーブを有効に活用し、2017年に球団史上初のワールドチャンピオンを手にした事が書かれています。

 特に、ヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズ(ワールドシリーズ出場チームを決める戦い。MLBは全30球団の2リーグ・全6地区制で、1リーグ15球団)で、アストロズのマッカラーズ投手は、24球連続でカーブを投げました。

 

 フライボール・レボリューションを活用して本塁打を量産した(2017年はチーム本塁打数全30球団中2位)アストロズこそが、相手球団の本塁打は許すまじと、先回りしてフライボール・レボリューションの対策を練っていたというのは流石です。

 

 因みに、セイバーメトリクスの生みの親のビル・ジェームズ氏は、本格的な野球経験がありませんが、先述したアストロズのルーノーGMも、プロの選手経験がありません。

 やはり、野球経験やプロ経験が無いからこそ、常識に捉われずに常識を疑う事ができ、野球経験やプロ経験が無いからこそ、できる発想があり、できる事があるという事です。

 

 

 次回は、「全体のまとめ編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.51)フライボール・レボリューションへの対策を考える「全体のまとめ編」 - プロ野球FUN(次回の記事です。)

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!