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(プロ野球を「研究する」編No.59)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「オリックス編」

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第59弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『オリックス編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、オリックス編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「オリックス編」>

 

 今回は、2018年パ・リーグ4位、オリックス・バファローズの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「日本ハム編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.58)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「日本ハム編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、オリックスの選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

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・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

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・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、パ・リーグ内順位。

●総合

・順位:4位

・勝率:.471(4位)

・得失点差:-27(4位)

●野手

・得点:538(4位)

OPS:.673(6位)

・UZR:6.1(4位)

・野手WAR:8.1(5位)

・打撃の詳細データ

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●投手

・失点:565(1位)

FIP:3.90(2位)

・投手WAR:27.3(1位)

・投手の詳細データ

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FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

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・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 2018年は、一時Aクラス争いに顔を出す等、浮上の気配も見せたが、結局は4年連続となるBクラス。

 最後に優勝したのは、近鉄との合併前の1996年まで遡り、2019年1月現在「最も優勝から遠ざかっている球団」となっている(「最も日本一から遠ざかっている球団」は、最後に日本一になったのが1984年の広島)。

 観客動員数も12球団ワーストで(2017年はロッテに次いで同ワースト2位)、阪神が絶対的な人気を誇る関西から、本拠地を移転させる可能性さえ指摘されつつあるが、実力で人気を勝ち取ってほしいところだ。

 投手陣はリーグ2位のFIP3.90を記録し、リーグ最小失点に抑えたが、打撃が悲惨で、出塁力も無ければ長打力も無く、OPSはリーグ最下位。得点こそ4位だったが、得点数5位のロッテとは僅か4点差、同最下位の楽天とも18点差しかなかった。

 そのチームの強みの投手陣から、エース格の金子と西が退団。好成績を残したアルバースや田嶋は故障明けで、どこまで復活できるか不安が残るが、日本一経験監督(ロッテ時代の2010年)の西村新監督の手腕に期待したい。

 

 

2019年のオリックスの注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

選手一覧|オリックス・バファローズ

 

① 13 山岡泰輔投手

・読み仮名:やまおか・たいすけ

・生年月日:95.9.22(25才)

・プロ入り:2017年(3年目)

・投打:右投左打

・出身地:広島

・2018年の投手成績:30試合 / 146回 / FIP4.54

・「3行」寸評:

 金子と西のエース格2枚の流出で、新エースとして期待される先発右腕。

 FIPはリーグワーストとなる4.54だったが、フライ系投手(フライを打たれるのが多い投手)ではないにもかかわらず(被フライ率=「FB%」はそこまで高くない)、21被弾を浴びた事が影響しており(外れ値が出てしまった)、2019年はFIPが改善される可能性が高く、K/BB(奪三振÷与四球)2.47は決して悪くなかった(リーグ平均は2.19)。

 先述の通り、観客動員数12球団ワーストのチームを人気球団にしたいと意気込むなど、チームリーダーとしての自覚を持っており、新エースとして様々な面でチームを牽引してほしい。

 

② 29 田嶋大樹投手

・読み仮名:たじま・だいき

・生年月日:96.8.3(22才)

・プロ入り:2018年(2年目)

・投打:左投左打

・出身地:栃木

・2018年の投手成績:12試合 / 68回2/3 / FIP4.14

・「3行」寸評:

 2018年はルーキーながら、6勝(3敗)を挙げたサウスポー。

 投球イニングを上回る奪三振を奪い(68回2/3で69奪三振)、K/BB(奪三振÷与四球)も2.88(リーグ平均は2.19)の好成績で、6月に故障離脱して新人王を逃したのが悔やまれる(2018年の新人王は楽天・田中)。

 2018年オフも、2019年の開幕での復帰に向けて調整中のようだが、焦らずに状態を元に戻し、2018年の投球ができる様にしたいところだ。

 

③ 34 吉田正尚外野手

・読み仮名:よしだ・まさたか

・生年月日:93.7.15(25才)

・プロ入り:2016年(4年目)

・投打:右投左打

・出身地:福井

・2018年の打撃成績:143試合 / 598打席 / OPS.956(出塁率.403・長打率.553)

・「3行」寸評:

 OPSリーグワーストを喫し、得点もリーグ5位のロッテと、僅か4点差のリーグ4位だった打線(得点最下位の楽天とも僅か18点差)において、孤軍奮闘した若き主砲。

 ルーキーイヤーの2016年からスラッガーとして期待されていたが、プロ3年目の2018年は、初めて大きな怪我無く1年間を乗り切りフル出場。

 OPS.956はリーグ3位で、26本塁打の長打力と、BB%(四球÷打席)11.5%(リーグ平均は8.5%)・出塁率.403(リーグ3位)を記録した出塁力を兼ね備えた打撃は、打撃低迷のチームの中で光り輝いた。

 

④ 27 アルバース投手

・読み仮名:アンドリュー・アルバース

・生年月日:85.10.6(33才)

・プロ入り(日本球界入り):2018年(日本球界2年目)

・投打:左投右打

・出身地:カナダ

・2018年の投手成績:19試合 / 114回 / FIP3.51

・「3行」寸評:

 2018年は、西武・菊池(現MLBマリナーズ)のFIP3.50(リーグ3位)と、ほぼ同じFIP3.51を残し、もはやエースと呼べる投球を披露した助っ人左腕。

 終盤に故障離脱した影響で、2桁勝利にはあと一歩届かなかったが(9勝2敗)、BB/9(与四球÷投球回数×9)1.66(リーグ平均は3.25)という抜群の制球力を披露、K/BB(奪三振÷与四球)も3.95(リーグ平均は2.19)という好成績で、8月には2年契約を結んでいる。

 2018年オフは、2019年の開幕での復帰に向けて調整中のようだが、シーズンオフ恒例の母校の臨時教師を自粛する等、2019年に懸ける意気込みは強い。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回は「ロッテ編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.60)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「ロッテ編」 - プロ野球FUN

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!