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(プロ野球を「研究する」編No.61)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「楽天編」

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第61弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『楽天編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、楽天編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「楽天編」>

 

 今回は、2018年パ・リーグ6位、東北楽天ゴールデンイーグルスの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「ロッテ編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.60)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「ロッテ編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、楽天の選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

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・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

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・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、パ・リーグ内順位。

●総合

・順位:6位

・勝率:.414(6位)

・得失点差:-63(5位)

●野手

・得点:520(6位)

OPS:.675(5位)

・UZR:-27.6(6位)

・野手WAR:1.6(6位)

・打撃の詳細データ

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●投手

・失点:583(3位)

FIP:4.12(3位)

・投手WAR:25.8(2位)

・投手の詳細データ

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FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

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・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 故障者や不調者、さらには薬物違反のスキャンダルまで発生した2018年は、優勝争いした2017年の3位から、まさかの最下位に転落。

 投手陣は相変わらず優秀で、投手WARは2017年(30.6)が両リーグ1位、2018年(25.8)もリーグ2位。先発陣は、ダブルエースの則本・岸、2017年に11勝を挙げた美馬、共に規定投球回数到達経験者の塩見・辛島と、最下位のチームとは思えない程の陣容。ここに広島から獲得した福井が加わる。

 誤算だったのが、やはり野手の故障者・不調者の続出で、2017年にリーグ3位となるOPS.867を残した茂木(2018年は.677)や、同OPS.835を残したウィーラー(2018年はOPS.769)の故障・不調は大きく、OPS.743のペゲーロ(2017年は.846)と、OPS.918を残すも、ドーピングで出場停止を喰らったアマダー(2017年は.729)は退団となった。

 もちろん、茂木・ウィーラーの両者が復調し、2018年はチーム唯一となるOPS8割(.805、出塁率.373・長打率.431)を記録した島内、193打席で12本塁打の内田、伸び盛りの新人王・田中、キャリアハイOPS.793(2014年)の銀次に加え、ここに浅村が入れば、非常に面白い打線になる。

 楽天移籍後の3年間で、OPS6割台2度、2018年も規定打席に到達しながらWAR0.9と低迷する今江も、逆襲を見せたいところだが、以上に挙げた投打の主力全員が力を出し切れば、ピース自体は決して悪くないので、優勝の可能性もあるだろう。

 

 

2019年の楽天の注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

選手一覧|東北楽天ゴールデンイーグルス

 

① 3 浅村栄斗内野手

・読み仮名:あさむら・ひでと

・生年月日:90.11.12(28才)

・プロ入り:2009年(11年目)

・投打:右投右打

・出身地:大阪

・2018年の打撃成績:143試合 / 640打席 / OPS.910(出塁率.383・長打率.527)

・「3行」寸評:

 2018年はWARチームトップ&両リーグ5位(規定打席・投球回数以上)となる6.6、32本塁打を記録した、リーグを代表する二塁手楽天入り。

 20本塁打以上3度の打撃ばかりが注目されるが、セカンドという難易度の高いポジションを務めながら、毎年UZRでプラスを記録しており、2016年には二塁手リーグトップとなるUZR8.0、2018年も二塁で同5.2を記録する等、守備面での貢献度も高い(よろしければ、以下の記事もご覧ください)。

(プロ野球を「研究する」編No.30)UZR-6.6のロッテ・鈴木大地、-13.4の阪神・鳥谷敬がゴールデングラブ・・・見直しが求められる守備の賞 - プロ野球FUN

https://1point02.jp/op/gnav/sp201701/sp1701_07.html(他サイト様の記事ですが、よろしければ、こちらもご覧ください)

 2017年はBB%(四球÷打席)7.0%(リーグ平均は8.3%)を記録する等、四球率の低さが課題となっていたが、2018年はBB%10.6%(同8.5%)を記録し、出塁率は2017年の.347から.383まで上昇した。

 

② 36 内田靖人内野手

・読み仮名:うちだ・やすひと

・生年月日:95.5.30(23才)

・プロ入り:2014年(6年目)

・投打:右投右打

・出身地:福島

・2018年の打撃成績:58試合 / 193打席 / OPS.694(出塁率.259・長打率.435)

・「3行」寸評:

 2017年に、二軍の本塁打王(18本塁打)を獲得した期待の大型内野手が、ついに打撃開眼。

 2018年はBB%(四球÷打席)7.3%(リーグ平均は8.5%)、BB/K(四球÷三振)0.21(同0.45)を記録する等、まだまだ課題が多いが、193打席で12本塁打IsoP長打率-打率).237(同.144)の長打力は捨てがたく、2019年は相手バッテリーの警戒心も増すはずなので、自ずと四球率等も上昇するはず。

 ポジションの兼ね合いもあるが、2019年は、復調が期待されるウィーラーや茂木、OPS.805を記録した島内、伸び盛りの新人王・田中、そして主砲になるであろう浅村と共に、強力打線を形成してほしい。

 

③ 17 塩見貴洋投手

・読み仮名:しおみ・たかひろ

・生年月日:88.9.6(30才)

・プロ入り:2011年(9年目)

・投打:左投左打

・出身地:大阪

・2018年の投手成績:11試合 / 68回1/3 / FIP3.63

・「3行」寸評:

 度重なる怪我に悩まされながらも、8勝以上3度・規定投球回数到達2度の実績を誇る「田中将大世代(1988年の学年)」のサウスポー。

 2018年もヘルニアに泣かされたものの、どちらも自己最高かつチームの全投手中トップとなる、K/BB(奪三振÷与四球)6.63(リーグ平均は2.19)、BB/9(与四球÷投球回数×9)1.05(同3.25)を記録、FIP3.63は、則本と並ぶエースの岸(3.58)と遜色なかった(リーグ平均は4.21)。

 2019年はそのヘルニアの手術の影響で、出遅れる見込みで、焦らずに状態を元に戻してほしいところだが、円熟味を帯びてきた、無駄な走者を出さない投球で、今度こそ自身初の2桁勝利を手にしてほしい。

 

④ 19 藤平尚真投手

・読み仮名:ふじひら・しょうま

・生年月日:98.9.21(20才)

・プロ入り:2017年(3年目)

・投打:右投右打

・出身地:千葉

・2018年の投手成績:14試合 / 81回1/3 / FIP6.33

・「3行」寸評:

 プロ3年目を迎える、期待のドラ1右腕。

 ルーキーイヤーの2017年は、43回1/3を投げFIP3.08(リーグ平均は4.02)、K/BB(奪三振÷与四球)2.93(同2.38)という、高卒ルーキーらしからぬ好投を見せたが、プロ2年目の2018年はFIP6.33、K/BB1.26(リーグ平均は2.19)と、プロの壁にぶち当たった。

 チームの先発はダブルエースの則本と岸、実績のある美馬や塩見・辛島、さらには新加入の福井等、ライバルが多いが、実力でローテーションを勝ち取ってほしい。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回は「広島編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.62)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「広島編」 - プロ野球FUN

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!