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(プロ野球を「研究する」編No.63)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「ヤクルト編」

(ホーム)当ブログについて - プロ野球FUN

 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第63弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『ヤクルト編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、「ヤクルト編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「ヤクルト編」>

 

 今回は、2018年セ・リーグ2位、東京ヤクルトスワローズの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「広島編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.62)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「広島編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、ヤクルトの選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

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・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

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・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、セ・リーグ内順位。

●総合

・順位:2位

・勝率:.532(2位)

・得失点差:-7(3位)

●野手

・得点:658(2位)

OPS:.749(2位)

・UZR:-22.0(4位)

・野手WAR:11.2(4位)

・打撃の詳細データ

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●投手

・失点:665(6位)

FIP:4.54(4位)

・投手WAR:30.5(1位)

・投手の詳細データ

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FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

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・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 2017年の5位と15.5ゲーム差、勝率.319のダントツ最下位から、2018年は一気に2位にまで躍進。
 チームの躍進を支えたのは、野手よりもむしろ投手で、投手が圧倒的不利な神宮球場が本拠地の中、FIPが4位だった事から、投手WARは1位となった。
 野手の方は野手WARこそ4位で、本塁打神宮球場を本拠地としながら4位だったものの、山田・青木・坂口・バレンティン等の活躍で、四球・BB%(四球÷打席)・出塁率は2位、BB/K(四球÷三振)は1位と、決して悪い項目ばかりではなかった。
 チームの主力野手は全体的に高齢化しており、伸びしろがあまり期待できず、2位のチームでありながら得失点差はマイナス(-7で3位)と、優勝への道は険しそうだが、丸の広島退団、「燕のゴジラ」こと村上の存在、10勝経験者の前日本ハム・高梨の獲得等、プラス材料もある。
 まずは2017年の低迷の原因となった、故障者の予防をしっかりと行い、万全の態勢で優勝を目指したいところだ。

 

 

2019年のヤクルトの注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

選手情報 | 東京ヤクルトスワローズ

 

① 55 村上宗隆内野手

・読み仮名:むらかみ・むねたか

・生年月日:00.2.2(18才)

・プロ入り:2018年(2年目)

・投打:右投左打

・出身地:熊本

・2018年の打撃成績:6試合 / 14打席 / OPS.548(出塁率.214・長打率.333)

・「3行」寸評:

 三塁のレギュラー奪取が期待される「燕のゴジラ」。
 2018年は高卒ルーキーながら、ファームでイ・リーグ2位タイとなる17本塁打、同トップとなるOPS.879(出塁率.389・長打率.490)を記録、1軍でも計1本ながら、プロ初本塁打を記録した。
 サードのライバル・川端は、2018年はOPS.663と打撃低迷に苦しみ、巻き返しを見せたいところだが、逆に村上にとっては、レギュラー奪取の絶好のチャンスであり、本人もレギュラーとして、チームの日本一に貢献するという目標を打ち立てている。

 

② 16 原樹理投手

・読み仮名:はら・じゅり

・生年月日:93.7.19(25才)

・プロ入り:2016年(4年目)

・投打:右投右打

・出身地:兵庫

・2018年の投手成績:30試合 / 110回2/3 / FIP3.11

・「3行」寸評:

 大卒4年目を迎える2019年は、自身初の2桁勝利が期待されるドラ1右腕。
 2018年は、またも打線の援護に恵まれず、プロ入りから3年連続の負け越しとなってしまったが、それでも自己最多となる6勝(7敗)を挙げ、FIP3.11、K/BB(奪三振÷与四球)3.00(リーグ平均は2.18)と、内容はもはやエース級で、BB/9(与四球÷投球回数×9)2.52(リーグ平均は3.45)の無駄な走者を出さない投球が光った。
 イケメンとしても人気があり、この投手の活躍が、チームの成績と人気も(?)左右している。

 

③ 68 山中浩史投手

・読み仮名:やまなか・ひろふみ

・生年月日:85.9.9(33才)

・プロ入り:2013年(7年目)

・投打:右投右打

・出身地:熊本

・2018年の投手成績:11試合 / 37回1/3 / FIP4.02

・「3行」寸評:

 プロ7年目ながら、2019年は9月に34才を迎えるアンダースロー
 9先発ながら6勝(2敗)を挙げ、チームの救世主として優勝に貢献した2015年以降、やや伸び悩んでおり、2018年も2勝(0敗)どまりだったが、BB/9(与四球÷投球回数×9)2.41(リーグ平均は3.45)、通算でも同1.82の制球力の高さは大きな魅力。
 2013年に27才(開幕時)でプロ入りし、入団したソフトバンク(前所属)からは、僅か1年半でトレードに出された苦労人であるだけに、念願の2桁勝利を挙げ、ファンに夢と希望を与えてほしい。

 

④ 1 山田哲人内野手

・読み仮名:やまだ・てつと

・生年月日:92.7.16(26才)

・プロ入り:2011年(9年目)

・投打:右投右打

・出身地:兵庫

・2018年の打撃成績:140試合 / 637打席 / OPS1.014(出塁率.432・長打率.582)

・「3行」寸評:

 説明不要の球界を代表するスター二塁手
 2018年は前半戦に1番を任された影響で打点が増えず(89打点)、3度目の「クワトロ・スリー(打率3割・30本塁打・3桁打点・30盗塁)」はならなかったものの、2年ぶり3度目となるトリプル・スリーと、同OPS10割超えを達成、106四球は自己最多で、自己ベストの出塁率.432の要因となった。
 守備面でも貢献度が高く、セカンドという難易度が高いポジションを守りながら、2018年はUZR8.7を記録、2015年には同17.6を記録し、強打と合わせ、WAR12.9というとてつもない数値を叩き出して、チームのリーグ優勝の立役者となった。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回は「巨人編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.64)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「巨人編」 - プロ野球FUN

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!